アンドロイドアプリレビュー

iPhoneで発禁の「妄撮」がアンドロイドでついに復活!!!

4月28日、アップルによって発禁になっていたアプリ「妄撮」がアンドロイド版として再びリリースされた。「妄想を撮影する」というコンセプトが話題を集めた雑誌「キング」の人気シリーズで、単行本は10万部を超えるベストセラーになっている。

モデルたちにタッチすると、紙をビリビリと破くように下着姿を覗き見ることができる。ほしのあき、谷桃子、木口亜矢、次原かな、吉木りさ、佐山彩香、松本さゆきの7人が登場

iPhone版が2年前に登場した際にはエンタメ部門1位(中国、韓国、香港でも)に入るほどの人気アプリだったが、発売からわずか2ヶ月後に突然削除された。このときアップルから理由が説明されず「基準が変わった」とするだけだったため、「審査基準を開示すべきだ」という講談社の主張がネットや新聞で報じられた。

発禁となったiPhone版の動画

この一件が話題となったのは、人気アプリが発売停止になったこともあるが、発売元が大手出版社だったことも大きいだろう。講談社にしてみれば話題性もあって確実に売れるコンテンツを提供したにもかかわらず、アップルの一存でそれが配信停止にされたわけで、日本を代表する出版社としてのメンツを潰されたという思いもあったに違いない。また、「妄撮」に限らずiTunesストアからアプリが拒否された場合、その理由が公開されないことについては国内外で多くの批判がある。

タッチして破るという感覚の気持ちよさが伝わる。OLの制服やゴルフウエアなど、さまざまなバリエーションが楽しめる

海外においてiPhoneとiPadは電子書籍端末でもあると認識されているが、日本ではそこまで盛り上がってはいない。2010年はケータイ向け電子書籍・電子コミックの売り上げが拡大し、iPhone向けに期待が集まっていた。しかし、日本のマンガには下着や乳房などの描写が多く、コミックを配信しようにも現在の内部基準では3割程度がリジェクトされ配信できなかったという衝撃的な報告もある。背景にあるのは性的な描写に厳しいゾーニングを適用するアメリカ社会の風土なのだろうが、今後もアップルが審査基準を改めないかぎり、日本ではiPhone向けコミック配信が盛り上がることはないだろう。

ジョブスは以前からアダルトコンテンツに批判的で、「ポルノが欲しい人はアンドロイド端末を買えば良い」とか、「(アンドロイドは)あなたの子どもだってポルノをダウンロードできる。我々はそういう場所には足を踏み入れたくない」などと発言している。
アップルがこうした検閲を続ければ、日本におけるスマートフォンの電子書籍市場は一気にアンドロイドに向かう可能性もある。「妄撮 for Android」がGREEのアンドロイドでのプラットフォームを利用した配信ということも特徴的だ。エックスドロイドとしては今後もスマートフォン向け電子書籍の動きに注目していきたい。

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カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,グラビア
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