コラム

ガラケーからAndroidへの乗換え講座 :ソフトバンク編

「ガラケーからAndroidへの乗り換え講座」最終回はソフトバンク編だ。ソフトバンクのスマートフォンといえば、真っ先に出てくるのがiPhone。4月28日にはホワイトモデルが急遽発売され、現在ソフトバンクショップへ行ってもほぼアップル製品一色となっている。

1年ほど前は「iPhoneにあらずんばスマートフォンにあらず」という声も囁かれるほど、一強皆弱の状況だったが、高性能なAndroidケータイがドコモ、auでも次々と登場することで、街で目にするスマートフォンもずいぶんAndroidケータイの割合が増えてきたように感じる。じつは、世界的にもその流れは顕著で、2010年の第4四半期ではAndroidケータイが3290万台出荷され、スマートフォン業界トップへ躍り出た。3290万台というのは前年度比615%という驚異的な伸び率だ。2位がノキアのSymbianで3100万台、3位がiPhoneで1620万台であり、Androidへの流れは世界的に来ている。(出荷台数などの数字はCanalys社調べ)

また、アプリの数もひと頃に比べると差は縮まってきており、2011年3月の時点ではiPhoneが35万本、Androidが25万本となっており、2012年にはほぼ同数になると言われている。「iPhoneに比べるとAndroidのアプリは数が少なくて貧弱」という意見はもはや通用しないといえるだろう。

2010年末から急激に差が詰まってきたアプリ数。質の高いアプリも増えてきている

当サイトの記事『AndroidにできてiPhoneにできないことまとめ』からもわかるように、Androidケータイの方が使いやすい面というのも確かに存在する。日本ではAndroid VS iPhoneの構図はしばらく続きそうだが、今後のAndroidの猛追に期待したい。

ソフトバンクのAndroidケータイは「GALAPAGOS 005SH」、「GALAPAGOS 003SH」、「HTC Desire HD」がメイン。GALAPAGOSシリーズは、いずれも3D表示に対応しており、スペックもほぼいっしょだが、005SHの方にはQWERTYキーボードが付いている。HTC Desire HDは”神機”とも言われるほどのスペックで、4.3インチの画面に高い操作性で、非常に優れた端末となっている。いずれも発売からやや日が経っていることもあり、入手は容易。価格も2年縛りで003SHが月々780円、HTC Desire HDが実質0円負担と、価格的にも入手しやすくオススメだ。

GALAPAGOS 005SH。日本で発売されているスマートフォンの中では珍しいQWERTYキーボード付き。メールを打つなどの操作は断然しやすい

HTC Desire HDのホーム画面。とても使いやすくユーザーの評価は高

しかしながら、ソフトバンク限定で考えると、Androidケータイのラインナップは少なく、心許ない。筆者がソフトバンクショップに行ってAndroidケータイについて店員に尋ねたところ「なぜiPhoneじゃなくてAndroidなんですか?」と聞かれたほどで、iPhoneの販売に非常に力を入れていることが伺える。基本使用料が980円のホワイトプラン(データ通信は「パケットし放題フラット for スマートフォン」で月5,460円)など、通信料金は比較的安く済ませられるが、最新のAndroidケータイを選ぶなら他キャリアを選ぶのもいい。MNP(番号ポータビリティ)を使うと1万円程度割引になるため、2年縛りの解約の際に発生する違約金もほとんどチャラになる。

アプリも充実し、端末の性能も上がっているAndroidケータイは今がまさに旬。ガラケーから乗り換え、スマートなAndroidライフを送ってはいかがだろうか!(文・岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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