コラム

スマホユーザー必見 最強のモバブー購入ガイド!!!


震災や原発事故の影響で品不足になったものは多いが、携帯ラジオや電池はいまだに品不足が続いている。
夏の電力不足に関しては、計画停電をせずとも間に合いそうだという予測もあるが、未曾有の大震災のあとでは何が起こるかわからない。急な停電や余震に備え、予備バッテリーやモバイルブースター(通称モバブー)を購入しようと思っているアンドロイドユーザーも多いのではないだろうか。

そこで人気のサンヨー エネループ モバイルブースターを実測レビュー!
おそらく史上最強にバッテリーの持ちが悪いAndroid端末、auのIS03を使い実測テストを行った。テストはバッテリー切れのIS03にモバブーを接続し、Wi-Fiオン、画面の明るさ最大、音量最大にしてYouTube動画を連続再生した。
このテストはあくまで最悪のケースなので注意してほしい。画面の明るさを最小にするだけでバッテリーの持ちはおよそ2倍になる。



・「KBC-L2BS」(eneloop mobile booster)

重量:137g
実勢価格:6,000~7,000円(震災の影響により約1,000円値上がり)
実測テストの結果:6時間38分

SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用高容量リチウムイオン電池使用) KBC-L2BS

リチウムイオンバッテリーの容量が5000mAhとたっぷりあり、ヘビーユーザー御用達。一番良いのを頼むという人はコレ。本稿では「モバブー大」とする。Micro USB変換アダプタ付。

○USB2ポートあり。スマートフォンを2~3回フル充電できる容量
×充電しながら使うと重い


・「KBC-L3AS」(eneloop mobile booster)

重量:75g
実勢価格:3,500~4,000円(震災以降、こちらも約1,000円値上がり)
実測テストの結果:3時間54分

SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用リチウムイオン電池使用) KBC-L3AS

本稿では「モバブー小」とする。容量はモバブー大のちょうど半分だが、実測テストの結果はモバブー大と比較して58%と良い結果だった。

○軽く、小さい
×スマートフォンを1~1.5回程度しか充電できない


・「KBC-D1BS」(eneloop stick booster)

重量:75g
実勢価格:3,000円前後(震災により3割程度値上がり)
実測テストの結果:2時間30分

SANYO eneloop USB出力付ハンディ電源(単3形2個セット) KBC-D1BS

単3エネループを2本利用。モバブーと違い単体では充電できない。本稿では「スティックブースター」とする。Micro USB変換アダプタ付。

○エネループを複数本用意しておけば災害時に一番強い
×エネループ用の充電器が別途必要


・(参考)IS03の電池パック「SHI03UAA」

重量:22g
価格:1,470円、もしくは1,400auポイント
実測テストの結果:2時間36分

バッテリー容量が1020mAhと少ないが22gと軽く、ポケットに入れておいても負担にならない。テストには使用頻度の少ないバッテリーを使用した。

○非常に軽い
×「IS03電池充電器」を購入するか、IS03本体に入れないと充電できない



モバブー大(KBC-L2BS)
はACアダプター付き、USBポートが2つ、1A出力に対応という特徴がある。ACアダプタを使えば充電時間が7時間で済むが、USB充電だと14時間もかかってしまう。
USBポートが2つあると、DS、PSPや音楽プレーヤーを同時に充電できる。ケータイを2台持ちしている人や、家族がいる人には便利だ。
そして1A出力が必要なデバイス(iPadなどのタブレット端末)にも対応。今後もスマートフォンやタブレット端末を使い続ける予定があるのなら、長く使えるので値段以上の価値があるだろう。容量が5,000mAhと大きくバッテリーが多少劣化しても余裕がある。

モバブー小(KBC-L3AS)は軽さと小ささがメリット。「まずい充電し忘れた!」というときに接続したまま使っても負担になりにくい。モバブー大は重すぎるし、スティックブースターは長くてかさばる。
外では1回充電できれば十分という人に向いている。私はこの前のモデルを使っているが、もし壊れても、またこれを買うと思う。
モバブー大のようにACアダプタは付いていないが、iPhoneユーザーが使っているUSB用ACアダプタやiPhoneのACアダプタを使うことができる。
Micro USB変換アダプタが付属しないため、充電にはFOMA/au/3G用のUSB充電ケーブルが必要(なぜかIS03に同梱するUSBケーブルでは充電できないので注意)。

スティックブースター(KBC-D1BS)は単3エネループを使うのが特徴。単体では充電できず、エネループ充電器が必要となる。最も安いが、充電器も購入するとモバブー小と変わらない。
もし出張や旅行に出かける際、モバブーであればノートPCやUSB用ACアダプタから充電できるが、スティックブースターの場合はエネループ充電器も持っていかなければならない。また単3エネループを外して充電するのは意外と煩わしい。
実測テストでは2時間半しか使えなかったが、フロート充電(使いながら充電)にはニッケル水素のエネループは不向きかもしれない。そう思いIS03の電源をオフにして充電してみたところ90%まで充電できたが、利用できる時間は大差なさそうだ。
震災などの緊急時のために購入するのであれば、ラジオやライトの電池としても利用できるメリットがある。特にエネループは放電特性が優れており、1年後でも85%の残量を保つことができる。「いざというときのために買っておこう」と思っている人にはベストな選択だ。

ちなみにモバブー、スティックブースターは全国的に品不足が続いており、量販店や通販では値上がりや品切れが続いている。
今回のテストに際し、4月下旬にヨドバシAkibaで入手することができたが、かなり運が良かったようだ。量販店でもすぐに売り切れる状況だといい、アキバのあるPCショップでは「もう一ヶ月近く入荷していない」との声も。量販店では断続的に入荷しているそうなので、欲しい人はまめにチェックしてみるといいかもしれない。

まだ秋葉原では単1電池がプレミア価格で売られているほか、単3電池を単1、単2電池として使えるスペーサーが人気を集めている。ちなみにスペーサーはコピー用紙とアルミホイルで自作する方法もあるので、気になる人はブックマークしておくといいだろう。
何も足さない、何も引かない : 単3電池から単1電池を作る方法

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秋原 とおる

最近、どのスマホにしたらいいのと、よく聞かれますが、一番売れているのを選ぶのが間違いが少ないよと答えていたら、周りにiPhoneユーザーが増えてしまいました……。でもガジェット好きには、迷わずAndroidをオススメします!理由は買えばわかるはず(たぶん、笑)。個人的にはATOKが使えるだけで断然Android(Google日本語入力も出るし)。

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