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カリスマYouTuberの稼ぎっぷりが凄い Hikakinは年収5千万、海外では4億円突破も

近年、YouTubeにユニークな動画をアップし、その広告収入で生活している「YouTuber(ユーチューバー)」が注目を集めている。これまで広告はテレビCMや雑誌などが中心だったが、いずれも斜陽産業になってきたことで企業側はネット広告に力を入れるようになった。その恩恵として、個人でもネット広告で多額の収入を得ることが可能になったのだ。

日本で最も有名なYouTuberといえば、小中学生を中心に絶大な支持を集める「Hikakin(ヒカキン)」。4年前にアップしたヒューマンビートボックス(自分の口だけでDJプレイ風の音を出すこと)の動画が話題になり、国内月間アクセス一位に。米ニュース番組「CBS News」でも取り上げられるほど有名になった彼は、一昨年に仕事を辞めてYouTubeだけで生計を立てるようになった。

ユニークな語り口やパフォーマンスで商品をレビューする動画が若年層にウケており、YouTubeチャンネルの登録者数は140万人以上。大手新聞社が小学校で聞き込みしたところ、ほぼ全員の生徒がHikakinを知っており、目をキラキラと輝かせながら「将来はHikakinみたいになりたい!」と語る子どもまでいたという。最近は薬用シャンプー「スカルプD」のネット広告にも起用され、その収入は少なく見積もっても3000万円以上。一説には5000万円を突破したともいわれている。

また、テレビ界から転身してYouTuberになったネットコメディアンのMEGWINや、メイク動画が人気を集めているメイクアップアーティストのsasakiasahら、YouTubeを主な収入としているユーザーは国内だけでも何人も存在する状況だ。

彼らの収入もすごいが、海外はケタ外れとなっている。

先日、米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」が、ホラー・アクション系ゲームの実況動画で有名なPewDiePie(ピューディパイ)の昨年の年収が約400万ドル(約4億円)だったと報じて大きな話題になった。スウェーデン出身で現在はイギリス在住の彼は、約5年前にYouTuberとしての活動をスタート。流暢なトークと小気味良い編集、甘いルックスも手伝って人気者に。彼のチャンネルには世界最多の2700万人以上の登録者が存在し、24歳にして4億円を稼ぎ出すまでに至った。カメラでゲームをしているところを映すだけのため、経費はほとんどタダ。4億円の大半がそのまま利益になるという。最近はディズニー傘下のマルチチャンネルネットワークと契約を結び、発売前のゲームをレビューするなどの試みもしており、今年度はさらに収入が増加すると見られている。

また、アメリカのティーンに絶大な影響力のあるベサニー・モタも、18歳にして年収40万ドル(4000万円)を超えるカリスマYouTuberの一人。09年の14歳の時から動画をアップし始め、購入した化粧品やアクセサリー、洋服などを友達とおしゃべりするようなテンションの高さでレビューするというシンプルな内容が同年代の女性に爆発的にウケた。チャンネルの登録者数は590万人以上。この数字はレディー・ガガの公式チャンネルより多い。4000万円という数字はYouTubeでの稼ぎだけで、動画をきっかけに人気ブランドと提携したことなども含めれば実際の収入はもっと上だ。

単なるネット広告でここまで莫大な利益を得られるとは、どんな仕組みになっているのか。

「数年前からYouTubeを再生すると動画の前後にCMが入るようになり、再生中もバナー広告が表示されるようになりました。動画広告は一定時間視聴された回数、バナー広告はクリック数に応じて、投稿者に報酬が支払われる。条件によりけりですが、1回の再生につき約0.1円ほどの収入。しかし、メディアでもてはやされているカリスマYouTuberはほんの一握り。簡単に大儲けできるように喧伝されていますが、10万回再生される人気動画を生みだし、広告視聴率やクリック率が良くても1万円に届くかどうかという世界。人気ジャンルは有名YouTuberが群雄割拠しており、そう簡単に稼げる世界ではなくなっています」(IT系ジャーナリスト)

新規参入は容易ではなさそうだが、有名YouTuberになれば企業側が名指しで広告を出稿し、コラボや提携などに発展すれば収入はハネ上がる。従来メディアの広告が不調となれば、今後はさらに需要が高まっていくだろう。動画を投稿するネットユーザーにとっても広告業界にとっても、新たなビジネススタイルとして定着していくことは間違いなさそうだ。(佐藤勇馬)

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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