アンドロイドアプリレビュー

個人情報流出疑惑のバイドゥ 堂々とパクり宣言のゲーム「Simeji 2048」が意外に面白いと評判

個人情報の不正利用が大問題となった日本語入力ソフトの「バイドゥIME」とアンドロイド用文字入力ソフト「Simeji」。「Simeji」に関してはアンドロイドアプリのレビューサイト「アンドロイダー」が公認を取り消したりと、その傷痕は大きく残っている。そんなバイドゥが公開したゲームが、このアンドロイドアプリ「Simeji 2048」だ。

「Simeji 2048」は、4×4のマス目にランダムに表れる「2」と書かれたシメジを合体させていくゲーム。上下左右にスライドすることでシメジが動き、同じ数字のシメジは合体する。2から4へ、4から8へ……とつなげていき、見事2048を完成することができればクリアとなる。ルールはとても単純なので、プレイすれば一発で理解できることだろう。ユーザーレビュー欄では、

「つい夢中になってしまいました。簡単そうで難しいのが良いです☆」
「単純だけど、かなり頭も使わないと高スコアが出せないところが良いと思いました」
「めっちゃ楽しいです! 気づいたら2時間やってた事もあるし、なんだかハマります!! 暇つぶしに丁度いいですが中毒性があるのでやりすぎには注意です(笑)」

と、中毒者が続出している模様。中には「ふざけんな。意外と面白いから時間使っちまったじゃねーか時間返せ」と★5を付けながら文句を言うユーザーも居るようだ。

しかし、実はこのアプリには元ネタがある。2月に配信開始され、米国のアップルの有料アプリランキングで1位を獲得したのが「Threes」というゲーム。さらに、これとそっくりの内容の「1024」というゲームが登場したところ、パクった側が本家以上の大ヒットを記録。本家「Threes」が有料アプリだったのに対し、「1024」は無料アプリという事情もあったが、現在では無数の類似アプリが出現しており、どれが本家なのか分からないほどになってしまっている。

バイドゥ社の「Simeji 2048」はアプリの説明文で「このアプリはThreesにインスパイアされた1024にインスパイアされた2048にインスパイアされて作りました…」とパクっていることを堂々と公言しているが、大手のデベロッパーがここまで億面も無くパクりを認めるというのも異例の事態と言えるだろう。

個人情報の問題で信用を失墜させてしまったバイドゥだが、アンドロイドアプリ「Simeji 2048」に関しては外部の通信はおろか、広告表示さえも一切無いので安心して楽しめるようになっている。これがユーザーの信頼回復のきっかけとなればいいのだが……。(岡嶋佑介)

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Simeji 2048

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,ゲーム
価格 無料
デベロッパ名 バイドゥ株式会社

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