アンドロイドアプリレビュー

珍回答が続出で“笑える脱出ゲーム” 「放課後の教室からの脱出」の斬新な面白さ

魔法学園の教室を舞台にした一風変わった脱出ゲームが注目を集めている。アンドロイドアプリ「脱出ゲーム:放課後の教室からの脱出」は学校の教室に閉じ込められた美少女・紺野ゆずきちゃんが、教室内の様々な問題をクリアして脱出を目指すという異色の脱出ゲームだ。

ゆずきちゃんが同級生のさくらちゃんと一緒に下校しようと教室へ向かうと、なぜか彼女はそこに居ない。しかも、不思議な力で教室に鍵がけられて、出られなくなるという設定。少し前まで追試を受けていたさくらちゃんの珍回答が教室のあちこちにあり、それがかなり笑えると評判だ。早速プレイしてみた。

ピンク色のツインテールが似合う紺野ゆずきちゃんは、友達思いの活発タイプ。「うう、一緒に帰ろうって言ったのにぃ…わすれんぼなんだから…」とぼやきながらも、すぐに脱出へと頭を切り替える。

教室中をタップしてみると、あるわあるわ、さくらちゃんの“痕跡”。「うってかわって」で例文を作れという問題には、「彼は薬をうってかわってしまった。」という回答。物語を通した作者の意図を問う問題では、「とにかく買っていただきたい」。さらに、有機物を書けるだけ書けという問いには有機物という文字で用紙を埋め尽くしたりと、予想の斜め上を行く珍回答の数々。これに対し、ゆずきちゃんは「ダメ、薬は絶対」「ある意味、正解だよね。うんうん、商業的な意味で♪」と、ノリノリで突っ込んでいく。

これらの回答用紙を教卓上の「追試ボックス」に入れると、黒板に問題が表示される。複数の漢字の中から仲間はずれを探す問題や、目の錯覚を使った問題、提示された条件下で目標を達成させる問題など、頭をひねるものが多い。画面右上の「?」のアイコンからヒントがチェックでき、難しすぎる問題は「ギブアップ」で飛ばしてしまうことも可能だ。そんな具合に問題をこなしていくと、ラストではさくらちゃんの衝撃の事実が判明するので、ぜひ自分で確かめてほしい。

緊張感漂う教室の中で、フルボイスのゆずきちゃんがシュールな回答に突っ込みを入れていく様子に、いちいちクスリとさせられる。脱出ゲームというとダークな世界観に難解な謎が散りばめらたものが多いが、良い意味で期待を裏切ってくれるアプリが「脱出ゲーム:放課後の教室からの脱出」と言えそうだ。(近藤夢太)

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