アンドロイドアプリレビュー

神ゲーと評判のノベルゲーム界の金字塔 「ひとかた」アプリ版が絶賛の嵐

サウンドノベルの中でも確固たる人気を誇るのが“伝奇モノ”と呼ばれるジャンル。「ひぐらしのなく頃に」や「月姫」「沙耶の唄」といった作品が有名だが、リリース後10年以上経った今もなお、根強い人気を誇るのが「ひとかた」だ。ノベルゲームの先駆けとして知られ、ニコニコ動画で公開中の「ひとかたBGM集」も13000再生を超えるなど、ネットユーザーから高い支持を獲得している。

「ひとかた」は2001年の初リリース時は18禁作品だったタイトル。東京近郊の町・打追(うちおい)を舞台に、異形の怪物「牛鬼」を巡る物語を三人のヒロインを交えて描いている。登場から13年が経過した今、待望のアプリ版「ひとかた」が登場した。

土着の神としてかつて崇められていた「牛鬼」は、村人を操り天変地異や争いを引き起こしていた。陰陽師である「白髪の翁」に封印された牛鬼は、12年ごとに、村人により行われる「牛除け祭」でその復活が防がれていた。しかしその効力が次第に弱まりつつあった。

伝説の陰陽師の血を引く主人公・南護は、その従姉妹である南依絵から牛鬼の退治依頼を受ける。牛鬼の復活を画策する人々との心理戦、牛鬼に関する情報収集と、集落ものによくある近しい人々との不気味な人間模様にも引き込まれる。

護が打追にやってくる数日前に親友が何者かに惨殺されて以来、躁鬱状態の黒部蘭。クールな容貌に謎めいた言動を主人公に残すクラスメイト・南智恵。主人公に対し感情的に接してくるため「プリプリ女」「変態」と言い合う仲のメインヒロイン・菅野美咲。どのキャラクターも個性が立っており、伝奇、恋愛の両面から楽しめる点も本作の魅力。

終盤に向かうにつれ、次第に見えてくる主人公の運命や、それに対するヒロイン達を取り巻く展開などは鳥肌が立つほど刺激的で、同時に切ない気分にもさせられる。ユーザーレビューでは、

「相変わらずの神ゲー。ガラケイのときもやってたけど何度やっても感動」
「プレイ済みですが無論インストール、主人公の弱さと強さに涙します」
「中編の大ドンデン返しは必見です!!鳥肌立った」

と、かつてのファンはもちろんアプリで初めて作品に触れたユーザーからも絶賛の声が寄せられている。選択肢から話が分岐していくのではなく、タップで読み進める構造なので、誰でもサクサクと読み進めていける点も好評。その世界観をじっくり堪能してみてほしいアプリが「ひとかた」と言える。(近藤夢太)

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ひとかた

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,ゲーム,ノベルゲーム
価格 無料
デベロッパ名 ten†cross/テンクロス

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