アンドロイドアプリレビュー

ファミコン世代直撃の伝説的ゲーム 「熱血対戦くにおくん」がアプリで登場

“ファミコン世代”の思い出の作品、という話題になると、ほぼ確実に挙げられるのが「くにおくん」シリーズ。アラサーやアラフォー世代の男子ならば一度はやったことがあるはず。友達と対戦して白熱しすぎてリアルファイトに発展したという人も多いことだろう。

そんなくにおくんが初のスマホアプリ「熱血対戦くにおくんTD」(Android/iOS)として登場。くにおくんシリーズに登場する懐かしのキャラを使って、ネット対戦ができるというゲームだ。キャラはもちろん当時のドット絵のままなのもうれしいポイントと言える。

ゲームはくにおくんシリーズに登場するキャラを使い、相手の陣地を攻め落とすと勝ちというもの。時間とともに「魂」ゲージがたまっていくので、これを消費してキャラを出撃させ、敵を倒して相手陣地に押し込めばOK。出撃したキャラは自動的に進んでいく、いわゆるタワーディフェンス系と呼ばれるシステムだ。

キャラにはそれぞれ「盾」「近接」「中距離」「遠距離」などのタイプが設定され、キャラの性質によっては一方的に攻めることもできる。また、時間が経つと「必殺」が使えるようになり、「マッハキック」などおなじみの必殺技も使用可能になる。これらの要素をうまく使って戦略を立てていこう。

ゲームを進めていくうちに仲間を増やすことも可能。「絆コイン」や「熱血石」を消費してガチャを回すこともできる。入手したキャラを新しく「デッキ」に組み込んで、自分だけの部隊を完成させよう。なお、絆コインは課金しなくても、アプリ起動時のログインボーナスなどで少しずつゲットできるようになっている。

くにおくんシリーズはファミコン、ゲームボーイ、スーファミと続いてきた人気シリーズだが、94年の「熱血!ビーチバレーだよ くにおくん」を最後に開発会社が倒産。新作はないものと思われていたが、10年後に復活。2011年には25周年記念としてニンテンドー3DS用の新作が発売されるなど、超長寿シリーズとなった。現在でも根強いファンが多く、今回のアプリ版は待望のリリースと言えるだろう。

一つだけ残念な点を挙げると、通信対戦モードではオールラウンダーのくにおをレベルアップさせ、ひたすら出撃させ続けるだけのゲームとなってしまっていること。このあたりのゲームバランスには改善を期待したい。

そんな具合にファミコン世代のスマホユーザー絶賛のアプリと言えそうなのが「熱血対戦くにおくんTD」。当時ハマった人も、レトロな雰囲気が気になる人も、まずはプレーして「くにおくん」ワールドに触れてみてほしい。(町田大士)

おすすめサイト