アンドロイドアプリレビュー
CD不況でも絶好調のEXILE “1曲200円”の音ゲー「EXILE BEAT」もファンからは好評
2014年01月31日
「CDが売れなくなった」と言われて久しいが、2013年にミリオンヒットを記録したグループが2組だけいる。AKB48とEXILEだ。EXILEは「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」で2013年の日本レコード大賞を獲得。同賞では史上初となる4回目の受賞となった。
そんなEXILEの公式音ゲーアプリ「EXILE BEAT」(Android/iOS)がサイバーエージェントからリリース。「EXILEの楽曲で音ゲーがプレイできる」と話題を呼び、ランキングを急上昇中だ。
ゲームは画面上部から降ってくるノート(星)をリズムに合わせてタップする、オーソドックスなタイプの音ゲー。タップするエリアは3ラインと少なめだが、ラインをまたいでフリックしたり、マークを押さえたまま左右にこするなどの操作も要求される。難易度は「EASY」「NORMAL」「HARD」の3段階から選択可能。ゲームをクリアすると楽曲のテーマに合わせたカードが入手できる点も、ファンにはたまらないようだ。ユーザーレビューを確認してみると、
「課金しないと曲数増やせないのが面倒くさいです」
「楽しいですけど、無料の曲が1個ってのが少し残念で」
といった不満も出ているが「めちゃくちゃハマる!」という声も多数あり、公開から1ヶ月で数十万ダウンロードを記録している。ちなみに有料の曲は「ふたつの唇」や“EXILE TRIBE”名義でリリースした「24karats TRIBE OF GOLD」などのヒット曲が各200円で販売されている。
さらに、曲をクリアすると、EXILEメンバーの“カード”がゲットでき、カードを「お気に入り」に登録することで、ゲームのスコアをアップさせることができる。レアなカードはそれだけゲームが有利になるが、入手するには有料のEXカード(1枚400円)を購入したほうが手っ取り早いというしくみ。言わば音ゲーにソシャゲ的な課金の仕組みを持ち込んだかたちで、このあたりはさすが商売熱心なサイバーエージェントと思える。
そんな具合に、EXILEファンは見逃せないゲームとなっているのが「EXILE BEAT」。EXILEは今年の4月に日本武道館で公開オーディションを行い、新メンバーを加入させることを発表。今年もその人気にかげりは見えそうにないEXILEはアプリ業界でも注目の存在と言えそうだ。(町田大士)

EXILE BEAT
カテゴリ | アンドロイドアプリレビュー,ゲーム |
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価格 | 無料 |
デベロッパ名 | CA MOBILE,LTD. |
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- 音ゲー