アンドロイドアプリレビュー

「オタクを馬鹿にするな」との抗議も “キモピザ”育成ゲーム「リア充狂想曲」の衝撃的内容

「無職」「キモピザ」「彼女なし」の三拍子そろったアイドルオタク(27)。そんな彼が突如として“イケメンリア充になる”と決意した。その奮闘ぶりを見届ける育成ゲームアプリが「リア充狂想曲」だ。当サイトでは以前、AKB48を意識したと“トンでもない不細工をアイドルにする”アプリ「49人目の少女」を紹介したが、そのアプリでアイドルの追っかけをしていたのが、何を隠そう本アプリのキモオタなのだ。

無職なので、リア充化に必要な資金も全て親頼み。台所で家事をするかーちゃんを無理やり自室へ連れ込み、頭を地面につけてお金をもらい、一定の金額が貯まると、突然金髪になったり、服装がそれっぽくなったりと、少しずつ外見が変わっていく。その異様な変化を面白がるのが本アプリの醍醐味だ。

キモピザの部屋には使用済みティッシュや開きっぱなしの雑誌、食い散らかした食器などが散乱し、思わず眉をひそめたくなる光景が広がる。食事はいつもかーちゃんに運んでもらっているようだ。画面下部の「台所」をタップして、ゲームを開始する。

台所に行くと、メガネにエプロン姿のかーちゃんのアイコンがずらりと表示されるので、根こそぎタップしてつかまえる。かーちゃんはキモピザにつかまる度に、優しい声で「なんだい?」と応じ、嬉々として息子の部屋へと駆けて行く。

部屋に戻ると呼び寄せたかーちゃんたちを次々にタップしていこう。「働くからぁ」「一生のお願い!」「ははうえ~」と、甘えた声でお願いし、お小遣いをゲットする。しかし、キモピザはかーちゃんがいないときは「働いたら負け!」「ニート最高!」「ばばあうぜぇ」などと悪態をつき、その二面性を垣間見せる。画面の左上にリア充化に必要な資金ゲージがあり、これが貯まるとレベルアップし、徐々に外見に変化が現われる。

しばらくゲームを続けると画面が明滅し、キモオタの髪がブロンドになった! かなり違和感があるものの、少しはイケメンに近づいた気がする。

さらにレベルアップを続けるにしたがって、服装が小ぎれいなものになり、目がキリッとし、鼻筋が通ったりと、少しずつ、しかし確実にリア充化していくのが分かる。

また、「自撮り」のコーナーからは、図鑑形式でこれまでの進化の過程を閲覧することが可能。最初は引きこもりだったキモピザが、成長するにしたがって数年ぶりに外出するようになるなど、やり続けるうちに独特な達成感も味わえる。

そんな具合に、これまでありそうで無かったタイプの育成ゲームと言えるのが「リア充狂想曲」。一部からは「オタクをバカにするんじゃない!」と抗議の声も出ているようだが、それもまた人気の証明と言えそうだ。(近藤夢太)

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