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米国でも存在感を増すソフトバンク 国内での“純増数水増し疑惑”を払拭できるか!!?

米国でのソフトバンクの注目度が急上昇中だ。調査会社Chetan Sharma Consultingが実施したモバイル業界関係者へのアンケートによると、”Mobile Company of the Year 2013″でソフトバンクが第4位、”Mobile Person of the Year 2013″の第4位にも孫正義社長が選ばれた。

Chetan Sharma Consultingによれば、このアンケートは業界関係者150人へ行ったものとのこと。”Mobile Company of the Year”部門では、ソフトバンクはサムスン、アップル、グーグルに続く第4位に選ばれた。また、”Mobile Person of the Year 2013″では「グローバルな野心がモバイル業界に刻まれた」として、孫社長が、サムスンのJK・シン氏に続いて選出。おそらくソフトバンクによるスプリント買収が大きく報じられた結果なのだろうが、2013年は孫社長、そしてソフトバンクにとっても大きな飛躍の年であったことは間違いない。

国内市場でもソフトバンクは好調だ。新規契約から解約を差し引いた純増数では23か月連続で首位に立っている。年間ベースで見ると、ソフトバンクは実に2007年から首位をキープし続けている。「他キャリアに先駆け、iPhoneの販売を開始した成果」とする見方も強いが、その純増数に関しては以前から“水増し疑惑”が絶えない。

週刊ダイヤモンドなどが報じたところによると、そのカラクリは、キャンペーンで実質無料で契約可能な「みまもりケータイ」や、”スマホファミリー割”で配られる無料SIMカードがすべて純増数に加えられていたというもの。中には、これらが新規販売台数の5割を占める月もあったという。たしかに、国民のほぼ全員がケータイを持っている今でさえ、毎月コンスタントにソフトバンクが20万件近く契約数が増え続けているというのも妙な話だ。その裏にはこんな仕掛けが潜んでいたのだ。

孫社長は2014年の年頭所感として、

「昨年は、スプリント、スーパーセル、ブライトスターなどの子会社化について発表しました。売上・利益においては過去最高を更新、日本国内でトップクラスの業績となり、世界に踏み出す大きな節目となった年でした。(中略)常に最先端の情報技術を活用しながら、世界中のお客さまへ革新的なサービスを提供し続けることで、この業界の健全な発展に貢献し、『モバイルインターネット世界No.1』を目指していきます」

と発表。世界に挑戦し続ける野望をアピールした。

スプリントに続き、アメリカの携帯キャリア第4位であるTモバイルUSも買収するのではと報じられるなど、2014年も勢いが盛んなソフトバンク。純増数の水増し疑惑に水を差されることにならなければいいのだが…。(岡嶋佑介)

データ引用元:Chetan Sharma Consulting

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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