アンドロイドアプリレビュー

中国デベロッパーが生んだバカゲー 「精子vs卵子」のジワジワ来る面白さ

精子VS卵子」(Android)というあまりにも直接的な名前のバカゲーが中国デベロッパーよりリリースされ、ジワジワ人気を伸ばしている。画面を飛び交う卵子たちを操作し、ウィルスを避けつつ精子と合体しまくるというシンプルな内容のこのゲーム。アプリ説明文を見ると、

「2999年,人类频临灭绝危机 希望之光渐渐减弱。慢慢地,女性衰老,闭经。研究人员发现了一颗唯一的特别的卵子」

とのこと。筆者は中国語には明るくないが、「2999年、女性たちはは次々と閉経し、人類は滅亡の危機に。そんな中、一人の研究員が、精子と合体しまくれる特異な性質を持つ卵子を発見した。この新しい光で、人類の危機を救おうではないか!」ということのようだ。さっそくその内容をチェックしてみた。

アプリを起動すると、卵子に群がる精子のイラストの下に、「人類最後の希望!」と思わしき副題。「開始」からゲームを始める。

画面中央下部のパッドで指をスライドし、卵子を移動させ、精子と結合しまくる。ウイルスも精子も、縦横無尽に猛スピードで動き回るので、反射神経や集中力が重要だ。精子と合体すると、海外のポルノ女優のような「オーウ!」という、甘く切ない声が鳴り響き、合体済みの受精卵は放射性状にはじけ飛ぶ。合体を続けることでコンボが発生し、スコアが次々加算されていくのがかなり爽快だ。ウイルスに当たってしまうと、卵子は「オウ……」と不満げな声を漏らし、ゲームオーバー。

アプリの説明文には、「中毒者相继而来!反射神经.周边视野.集中力大挑战!」との宣伝文句があるが、「中毒者続出! 反射神経・集中力を駆使して挑め!」という意味であることがなんとなく分かる。この手のゲームの説明文は、中国でも日本でもさほど変わらないことを納得させられた。

そんな感じで、適当なストーリー、作りこみ、音声と、どれをとっても完成された「バカゲー」という印象のアプリが「精子VS卵子」。中国と言えばこのところ領土問題をめぐる緊張関係が取り沙汰されているが、こういったバカゲーを面白がる感性というのは、日本も中国も変わらないのかもしれない。(近藤夢太)

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精子VS卵子

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,エンタメ,ゲーム
価格 無料
デベロッパ名 LIU QIAN

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