アンドロイドアプリレビュー

下半身は人間並みの“ゆるキャラ”  西国分寺“にしこくん”のアプリ「瓦RUN!」が無駄にクオリティ高すぎと評判

熊本のくまモンに続き、船橋市のふなっしーが大ブレイクし、まだまだ盛り上がりを見せている“ゆるキャラ”業界。そのふなっしーと同じく“非公認キャラ”という立ち位置ながら、高い人気を獲得しているのが西国分寺の「にしこくん」だ。

にしこくんは、奈良時代に建立された国分寺跡から出土される「あぶみ瓦」をモチーフとしたキャラ。丸い顔から人間の足がニョキッと生えているという特異なデザインが“キモかわいい”と評判だ。そのにしこくんが活躍するゲームアプリ「にしこくん 瓦RUN!」(Android/iOS)がリリースされ、“見た目はゆるいけど意外に遊べる”と話題になっている。

ゲームは「鬼瓦軍団の手により、日本中の瓦が突然暴れ出した」というシュールなストーリーのもと、にしこくんがひたすら街中を走り抜けるというもの。グラフィックには「リアルタイム3Dポリゴン」という、無駄にハイスペックな映像表現が使われている点にも注目。にしこくんの下半身は普通の人間と変わらないため、ゆるキャラとは思えない軽快な走りを見せてくれる。

道中には様々な障害物があり、フリック操作でうまく避けながら規定の距離を走りきればステージクリア。しかし、単純に走るだけのゲームではなく、障害物をギリギリで避けるとコンボがつながったり、障害物のひとつ「鬼瓦」をコンボに組み込むと「瓦コレクション」に追加されたり、コンプリート要素も充実している点が人気の理由。ゲーム中に集めたコインでにしこくんをパワーアップさせることもできる。

ゲームを進めると、タイトル画面でヌルヌルと動いているにしこくんのアクションにバリエーションが追加。タップするごとにキモいリアクションを返してくれる。ゲームは30ステージあり、短時間で楽しめるようにできているため、暇つぶしには最適なゲームと言えるだろう。

にしこくんと言えば、かつてくまモンが優勝した「ゆるキャラグランプリ2011」で一時的にトップに立ち注目を集めたが、この得票はにしこくんのキモさに注目して盛り上がった2ちゃんねるユーザーらによる不正投票であることが発覚。約29万票が無効とされてしまったが、そんなハンデを乗り越えて最終的には3位に輝いたという過去を持っている。今年春にオンエアされた「アサヒ十六茶」のCMでは、同じキモカワ系のふなっしーとの共演でも注目を集めた。

本アプリ「にしこくん 瓦RUN!」の制作を手がけたのは、有名アプリ「カイブツクロニクル」を生んだゲームクリエイター桑田一生氏。ゆるキャラ史に残る完成度の高さを誇るこのゲームを起爆剤にして、にしこくんがさらにブレイクしていくことを期待したい。(町田大士)

post-65512_t

にしこくん 瓦RUN!

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,ゲーム
価格 無料
デベロッパ名 Mutations Studio

おすすめサイト