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Galaxy Gearが5万台しか売れない!!? 大苦戦が続くサムスン“二番手商法”の限界

サムスンの「Galaxy」シリーズが苦戦中だ。IDC Japanの調査によると、2013年第3四半期(7~9月)の国内スマホ出荷台数は688万台。そのうちサムスンのスマホが占める割合はわずか3.6%。上位のアップル54.1%、ソニー20.5%に比べるとあまりにも少ない。iPhone 5S/5Cが販売ランキング上位を独占している現在では、さらに苦戦が続いていることが予想される。

とある携帯電話ショップの店員に話を聞くと、やはり「Galaxyシリーズが売れていない」という。

「冬モデルのGalaxy Note3はドコモとauから発売されていますが、売れ行きは鈍いですね。ファブレットと呼ばれる大型サイズが売りですが、特に女性ユーザーからは『大きすぎる』と敬遠されがちです。また、ドコモから発売中のGalaxy Jに至っては、全く存在感がありません。Galaxy S4と変わり映えもしないし、ドコモのホームページでも一番下の方に掲載されています」

5月に六本木にオープンし、“深夜でもGalaxyを体験できる”と話題だったショールーム 「GALAXY Station」も10月末でひっそりと閉店。今年初めはドコモの”ツートップ戦略に乗って追い風ムードだったサムスンに、ここへ来て逆風が吹いている。

サムスンの苦戦は日本国内だけではない。これまで新興国を中心に低価格路線でシェアを拡大してきたが、”中国のアップル”とも言われるXiaomi(小米)や、Meizu(魅族)といった中国のメーカーが猛烈に追い上げてきている。これに対抗するためサムスンは「50ドルの超低価格スマホを開発中」という報道もある。しかし、過度な安値競争は薄型テレビのように利益を出せず勝者不在の市場になる可能性もあり、仮に発売されたとしても厳しい状況に変わりは無さそうだ。

さらに追い打ちをかけているのが特許訴訟などの問題。11月21日にはアップルの特許権侵害訴訟の再審理が終了し、サムスン側が賠償金9億3000万ドルを支払うことで決着した。韓国国内では、サムスンの関連企業で働く31歳の男性が、過労を苦に自殺したとされる事件をきっかけに、サムスンの徹底した無労組経営に対する不満が爆発。11月に入って労働者による抗議デモまで行われている。

サムスンがはじめてアップルに先行して開発し、発売した「Galaxy Gear」は発売2カ月で80万台を出荷したとのこと。しかし、一部のメディアからは「実際は5万台しか売れていない」「量販店で機能に不満を持つ購入者からの返品が相次ぎ、返品率が30%を超えている」といった報道も出ている。プロモーションには富永愛を起用、LINEの専用アプリまで用意して話題作りを図ったGalaxy Gearだが、このままでは不発に終わる可能性も高そうだ。

「週刊ダイヤモンド」の11月16日号は「サムスン 日本を追いつめた“二番手商法”の限界」という特集を掲載した。ライバル企業を徹底的にキャッチアップすることで急成長したサムスンがもはや、真似るべき相手がいない存在になった今、どのような戦略を取っていくのかに注目したい。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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