アンドロイドアプリレビュー

関西人夫婦が作った“スキージャンプ”アプリ 「アルティメイタム」の破壊的面白さ

2014年2月7日からロシアのソチで行われる冬季オリンピック。今大会から新たにスキーの「女子ジャンプ」が採用され、若干17歳ながら世界選手権で優勝経験のある髙梨沙羅選手(クラレ)などに注目が集まっている。

そんな華やかな女子ジャンプとは全く関係無いが、筋骨隆々の空手家がなぜかスキージャンプに挑戦してしまうアンドロイドアプリが「スキージャンプ アルティメイタム」だ。アプリ説明文には「今度は男気スキージャンプだ!」と記載されているのが気になるこのアプリ。さっそくプレイしてみた。

起動すると、猛吹雪の雪山を、丸太を担いで登っていく空手家が登場。なぜか上半身はハダカで、鼻水を流しながらブルブル震えている。そして、おもむろに丸太を地面に突き立てると、手刀で丸太を真っ二つに割ってしまった。その丸太をスキー板にして、空手家は雪山の斜面を滑走し、華麗なるジャンプを決めるのだ。

ユーザーのミッションは、滑走中の空手家をタイミング良くタップして出来るだけ遠くに飛ばすこと。タイミング的に4回のタップが限度だが、この4回目のタイミングがかなりシビア。ジャンプ台のギリギリを見極めてタップするのがコツだ。

ジャンプでポイントを貯めると、メニューからガチャが引ける。これでスキー板をコレクションするのだが、出てくるのは巨大トウモロコシや冷凍マグロなど、およそジャンプには向かないものばかり。しかし絵面的にはかなり面白くなるため、コレクションすることをオススメする。

このゲームのデベロッパーは関西人夫婦ユニット「hamon」。夫婦ならではの連携によるスピード開発が特徴で、このゲームも「アルティメイタム」シリーズとしてすでに3本がリリースされている。

ゲーム開発の模様は夫婦の「交換日記ブログ」で明かされているが、最近の投稿では「アプリ開発者の飲み会で月収暴露大会になり、けっこうダントツで最下位だった」「個人開発のアプリで10年暮らすのは無理」といった個人デベロッパーならではの悩みも吐露しつつ、二人で切磋琢磨しながら開発にあたっている日々が面白おかしく綴られている。

アンドロイドアプリ「スキージャンプ アルティメイタム」は、そんな二人の独自のユーモアを追求したタイトルと言える。めっきり寒くなった昨今だが、上半身ハダカで頑張る空手家を操って、アナタも男気を養ってみてはいかがだろう。(町田大士)

おすすめサイト