インタビュー
劇団ひとりに「アンドロイドの魅力」を聞いてみた!!!
2011年04月26日
スマートフォンを使っている芸能人は増えている。しかし宇多田ヒカルやロンドンブーツ1号2号の田村淳など、芸能界はiPhoneユーザーが多い。ミュージシャンとしての活動があると音楽配信などの理由からiPhoneを選ばざるを得ないのかもしれない。
しかしアンドロイドユーザーも着実に増えている。今までペナルティのヒデやタレントのSHEILAなどが知られているが、今回エックスドロイドがインタビューしたのはあの劇団ひとり。
テレビで見ない日はないほど多忙を極めるタレントでありながら、役者やテレビ番組の司会と活動の幅を広げている。それでいて小説の執筆や、QuickJapanや週刊文春での連載など文筆業としての評価も高い。
じつは劇団ひとりは、俳優の細川茂樹や土田晃之とともに家電芸人としても有名。「アメトーク」に何度も出演するほどの家電オタクで、ポメラからWindows PC、iPhoneに至るまでなんでも使いこなしている。
かつて番組内で、東芝の地デジ搭載パソコンで録り貯めた番組を出演者で検索。録画された出演者の顔を切りだして一覧にする機能があり、表示された出演者の顔をクリックするだけで登場シーンを映し出すという、かなりマニアックな機能を紹介していた。
売れっ子タレントであり、100万部を超えるベストセラー小説を書いた作家でもあり、家電オタクでもある。そんな有名人がアンドロイドユーザーと聞いて見逃すわけにはいかない!
ということで、その才能が選んだアプリは?使っている端末は?ぜんぶ教えてもらうことができた。
――いつからアンドロイドを使っていますか?
「ドコモXperia(SO-01B)を使ってましたが、半年ほど前からLYNX3Dに変えました。
しばらくガラケーとスマートフォンの二台持ちでしたが、ワンセグとおサイフケータイが使えるようになってから一台持ちにしました。最近はスマートフォンでもFelicaに対応するサービスが増えてきたので不便はありません」
――やはり芸能人としてはワンセグ機能は必要ですか?
「朝、かならず録画してるニュース番組を見ながら、洗顔したり朝食をとるのが日課です。台所や洗面所を動きまわりながら観るので携帯のほうが便利です。
やはりワンセグやネットを長時間使うとバッテリーはすぐになくなりますので、予備の充電池はいつも持ち歩いています」
――お気に入りのアプリはありますか?
「エバーノートはかなり使い込んでいます。普段からメモをとる癖があるので、それらを全部エバーノートに一元化させています。
机の上にEye-Fi(アイファイ)対応のデジカメを常備しておいて、雑誌を読みながら気になった記事を写真で撮ってエバーノートにストックさせています。それらをネタ作りや会議のときに見ると効率がいいです」
――ほかにはどんなことにスマートフォンを利用していますか?
「パソコンに保存したまま見られていない動画などをスマートフォンにいれています。iPhoneと違って、適当にフォルダを作って、そこに動画を入れておくといったような使い方に対応してくれるところが嬉しいですね。
あと以前、シンガポールに旅行にいったとき一度も誰にも道を尋ねず、全てグーグルマップで済みました。考えたらスマートフォンがなかったら考えられないことだと思います」
――テレビ出演していて便利だったことはありますか?
「テレビの本番前によく存じあげないゲストの方がいるときは事前にwikiで調べたり、その人のネタをユーチューブで確認したりしています」
と、かなりオタクな感じにスマートフォンを使い倒している模様。海外旅行で道を尋ねずに済んだというのは、まさにドコモのCMを地でいくエピソードだ。
またLYNX3Dは現時点ではアプリをSDカードに移すことができず、本体メモリが一杯になってしまい困っているとか。これはかなりのヘビーユーザーの証(笑)
さすが家電芸人だけあって、Evernoteの使い方などかなり使いこなしている感じ。わたしたちと変わらずWikipediaやYouTubeで共演者をチェックしているというのには親近感が湧く。そのうち劇団ひとりの影響で、共演者のタモリや池上彰がAndroidユーザーに、なんてこともあるかも(笑)
エックスドロイドはこれからも芸能人のAndroid浸透状況をウォッチしていきます!
