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スマホの動画SNSで急増する“素人わいせつ動画” 「マイクロポルノ」の過激な内容

このところ短時間の動画を撮影・公開できるSNSサービスが注目を集めている。スマホで手軽に撮影でき、短時間のため閲覧にも負担が掛からない点が好評だが、このサービスで海外を中心に「マイクロポルノ」と呼ばれるアダルト動画が横行しているようだ。

スマホで撮影した短い動画は「スナップ動画」と呼ばれており、今年1月にTwitter公式の動画共有サービスとしてスタートした「Vine(バイン)」がブームの火付け役になった。最長6秒の短い動画しか撮れないものの手軽さが人気となり、それを利用して自己PRや一発ネタを披露するユーザーが急増。また、Facebook公式の写真共有サービス「Instagram(インスタグラム)」も6月から最長15秒の動画投稿サービスを開始した。日本で大人気の「LINE」も先日、最長10秒の動画を撮影・共有できる機能をiOS版で先行公開したばかりだ。

にわかに世界的ブームとなりつつあるスナップ動画サービスだが、海外では一般ユーザーが自撮りした短時間のわいせつ映像(通称・マイクロポルノ)がアップされ始め、問題となっているようだ。

「内容は単に下半身やオッパイを映しただけだったり、自慰行為をしている自分の顔を映したりと商業ポルノに比べて非常にシンプル。しかし、素人がスマホで自撮りした映像ということが関心を引く要素になっているようです。今ではフルでアップされた長時間のポルノ映像よりも、マイクロポルノの方がいいというユーザーすらいる。見知らぬ男女がマイクロポルノを送り合い、交際やセフレ関係に発展するなど、大人のコミュニケーションツールにもなっているようです」(海外事情に詳しいIT系ライター)

実際、マイクロポルノで使われるVineのタグの一つ「#VineAfterDark」などで検索すると多くの動画がヒットする。その内容は女性が胸を露出して自らモミしだいている映像や、顔のアップであえぎ声を漏らしている動画、男性がイチモツをしごいている映像など様々だ。意外にも男女の割合は半々程度であり、ほとんどの動画が顔を出さずに撮影されていることが特徴といえるだろう。一般人が勝手にアップしているため、どんな映像が出てくるか分からない探究心をそそる点もブームの原因となっているようだ。

当然、VineやInstagramはポルノ映像のアップロードを認めておらず、動画の削除やタグの使用不許可、検索結果から除外するといった対策をとっている。しかし、ユーザーたちは新たなタグを作りだすなどの手で規制をかいくぐり、イタチごっこの状態になっている。

日本でもケータイが普及しだした頃、一般人の「エロ写メ」がブームになったことがあった。その動画バージョンがマイクロポルノといえそうだ。一部では、ユーザーがマイクロポルノに夢中になれば商業ポルノやポルノサイトのシェアが奪いとられるのではないかとまで言われている。もしこの流れが日本にも波及した場合、若年層への影響や既存のアダルト業界への影響など、様々な問題が浮上しそうだ。(佐藤勇馬)

■関連リンク:
女子中高生に蔓延する“エロ写メ”交換 米国では「セクスティング」として社会問題化
http://exdroid.jp/d/47271/

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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