アンドロイドアプリレビュー

人力でレシートをデータ化!!? 家計簿アプリ「ドクターウォレット」が便利すぎると評判

このところスマホのアプリで激戦区となっているのが家計簿アプリ。スマホのカメラでレシートを撮影し、家計簿が簡単につけられると評判だ。しかし、その多くは、OCR(光学文字認識)という仕組みで撮影データを自動的に読みとるため、誤入力の発生が多いのが難点。「間違いが無いかチェックして、修正を入れるのは必須だった」(愛用者)というが、ここに来て画期的なアプリが登場した。

そのアプリの名は「ドクターウォレット」。これまでの家計簿アプリとは違い、「データの確認を手作業で行うため、99%以上の正確さで記録できる」とのこと。その実力をさっそく試してみた。

使い方は従来の家計簿アプリと同様。スマホのカメラでレシートを撮ってクラウド上に送信するだけ。あとは自動的にレシートをデータ化して、何日にどこの店でいくら使ったか、という記録がつけられる。

データの反映にはやや時間がかかるが、編集部で試したところ10件程度のレシートなら1時間ほどでデータ化されることが確認できた。しかも、店名や金額、品名に一切間違いは無くパーフェクトな仕上がり。従来の家計簿アプリでは読み取りが難しい、手書きの領収書もしっかりデータ化できる点も頼もしい。また、支出の内訳は「自動仕訳エンジン」により食費や通信費、日用雑貨といった項目に分類。ジャンル毎の支出を確認したり、予算を設定してムダづかいを減らすといった使い方も可能だ。

このアプリのデベロッパーのベアテイルは、筑波大学で情報学を専攻したメンバーが中心となって設立されたベンチャー企業。同社の21歳のCEO、黒崎賢一氏によると、

「私も元々家計簿を使っていたのですが、手入力では面倒で長続きしませんでした。OCRタイプのアプリも試してみましたが、誤認識が多く、スマホのキーボードでの修正は面倒だと感じていました。そこで、人力をシステムの一部に上手く組み込むことで、超えられなかった壁を超えられるのではと考えました」

とのこと。データの入力は専属の日本人オペレーター約20名が担当し、「ニアショアのような形で地方在住の方と連携し、コストを抑えつつ運営している」という。もちろん、レシートのデータに関しては秘密保持を厳重に管理しているとのこと。実は「人力でデータを入力する」というアプリは他にもあり、10万人以上のビジネスマンが利用する「名刺管理アプリEight」も、“名刺を99.9%正確に入力する”ことで知られている。

統計によると日本人の34.3%は家計簿をつけている(楽天リサーチの発表)というデータもあり、今後さらにユーザー数が伸びそうなのが家計簿アプリのジャンル。「人力入力」という新しいアプローチでその激戦区に参入したアンドロイドアプリ「ドクターウォレット」の今後に注目していきたい。(町田大士)

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