アンドロイドアプリレビュー

TSUTAYAが本気出した“出会い系”アプリ 「aune!(アウネ)」なら趣味の合う相手と出会える!!?

最近なにかと話題のLINEのID掲示板や、メッセージ系のアプリなど、スマホ人口が増えるにつれて多種多様な出会い系のアプリが登場している。そんな中、あのTSUTAYAがサポートする出会い系アプリとして話題を集めているアンドロイドアプリが「aune!(アウネ)」だ。

このアプリは自分が好きな映画や音楽、本を紹介し合い、共通の趣味を見つけて出会いに発展させるという趣旨のサービス。

使用開始にあたってはFacebookと連携して自分のプロフィールを入力。さらに自分の好きな映画や音楽、本をチョイス。ここで選んだ映画などが自分の手持ちのカードとなって相手に表示されるという仕組みだ。

選べるアイテムは7つだけなので慎重に選ぶ必要がある。いかにも女性受けしそうな映画やCDを選ぶのがいいのかもしれないが、筆者は自室のDVDの棚を見て、たまたま目に入った「ガンモ」や「ドーンオブザデッド(リメイク版)」などを選んだ。いかにもモテなさそうなチョイスだが、それでも3人の女性がピックアップしてくれたので驚いだ。

しかし、相手のプロフィールを覗くには「行動力」というポイントが必要で、この点はなにやらソーシャルゲームっぽい。1人目をオープンすると、山口貴由の「覚悟のススメ」や、アニメーション作家として有名なヤン・シュヴァンクマイエルの短編集を選んでいる30代の女性だった。なかなかいいセンスじゃないですか。ヤン・シュヴァンクマイエル短編集に「私もー!」とシールを貼ると、今度は相手の返事を待つ状態となる。残念ながらその後待てど暮らせど返事は来なかったが、うまくいけばここから会話が弾んで出会いに発展するかも……という仕掛けなのだ。

ユーザーレビューを見ると「面白いと思います。 でも使い方が難しいような……」とあるように、アプリとして改善すべき点はまだまだある。映画や音楽、本の情報はツタヤのデータベースから取得されているのだが、同じ作品でもブルーレイ版とDVD版があったり、CDでも国内盤と輸入盤で分かれていたり、実際使ってみて戸惑う面もあった。また、継続して連絡を取り続けるには「行動力」を大量に消費するので、ある程度の課金は覚悟しなければならない。

ただし、7つのアイテムだけでも意外と相手の人柄が分かってしまう点は実に面白い。趣味が合う、合わないは別として「この人はこんな生活をしているんだろうな」と想像するだけでも楽しめる。

このアプリを運営する株式会社モテは「日本をモテの力でHAPPYにする」がコンセプトのベンチャー企業。TSUTAYAを運営するCCCのグループ企業として設立され、映画鑑賞(シネマ)と合コンを合体させた「シネコン!」というイベントなども開催している。趣味を通じて誰かとつながるという、これまでありそうで無かったアプローチの出会い系アプリ「aune!(アウネ)」の今後に注目していきたい。(岡嶋佑介)

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