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パズドラの“不正アプリ”が100万DLを突破 ガンホーも対策に苦戦中 

パズドラがアンドロイド版のチート(不正)ツールの排除に乗り出したことが波紋を広げている。チートとは日本語で不正やズルを意味するゲーム用語。かつては「ポケモン」や「ドラクエ」などでもデータ改造などのチートが行われ問題化したこともあった。

パズドラにおいては「パズドラCombo」や「Pazdof」など、パズドラの画面上に、パズルのルートを表示する不正アプリが乱立し、野放し状態になっていた。iPhoneにおいてはOSの仕様上、このような不正アプリの使用はできないが、アンドロイドでは可能なため、今回の対策が実施されることとなった。

当サイトでは「最強の“パズドラ攻略アプリ”」として紹介した「パズドラCombo」は4月上旬の時点で10万ダウンロードだったが、現在は100万ダウンロードを突破。アンドロイド版のパズドラプレイヤーの間で相当な広がりを見せている。アイテム課金で収入を得ているパズドラの運営側から見れば、不正アプリを使ってゲームを攻略する行為は大ダメージであり、このようなアプリの存在は営業妨害とも言える。また、不正アプリを使用しないユーザーとの公平性という点でも、今回の対策は必要なものだったと言える。

しかし、その対策が実施されたのもつかの間、その日のうちに「パズドラCombo」は対策をすり抜けるアップデートを実施。アプリの起動をわざと遅延させることでパズドラ側のチェックを無効化し、あっさりと使えるようになってしまったのである。ユーザーレビューでは、

「さいこぉ~m(。≧Д≦。)m もぉだめかと思ってました。 さすがです。 素晴らしい。 神です 」
「対策早かった。ありがとうございました。とても早い対応に感謝します。このアプリがないとこのゲームが成り立ちません。麻薬アプリです」

などと歓喜に沸いた。しかし、このような不正アプリは氷山の一角だ、という見方もある。

「パズドラでチートを行うアプリやツールは他にもあります。一切操作せずにパズルを全自動で組んでくれるツールなどもありますし、ネット上では中国のユーザーが作成したモンスターのステータスを書き換えてしまうという改造パッチなども公開されています。」(PC雑誌編集者)

不正ツールが広がるのは有名ゲームではよくあることだが、放置すればゲームバランスを崩壊しかねない。今回、ガンホーは初めてパズドラの不正ツールへの対策に乗り出した。しかし、自由度の高いアンドロイドOSにおいては、今後もこのような不正アプリの登場は予測され、イタチごっこのような状況が続くと思われる。今後、パズドラではどのような対策を取っていくのか、引き続き注目していきたい。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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