アンドロイドアプリレビュー

聖地巡礼の“自粛要請”で注目の酪農アニメ 「銀の匙」公式アプリがDL数急増中

「人間はみんな動物の命を食べて生きている」……そんな重いテーマでありながら、軽快なタッチで農業高校を舞台に酪農や畜産の現場を描いた荒川弘のマンガが「銀の匙 」。7月からスタートしたアニメも大人気だが、この銀の匙の公式ゲームがスマホに登場し一気にランキングを駆け上がっている。

その名も「ポケット酪農~大蝦夷農業高校銀匙購買部~」。作中でエゾノーと呼ばれる大蝦夷農業高校を舞台にした経営シミュレーションゲームだ。

ユーザーはゲーム内で牛や豚を育てて収穫。トマトやキャベツなどと交換したり、加工や販売でポイントを稼ぎ、それを使って施設をどんどん大きくしていくのがミッションだ。時間が経つにつれ成長する動物たちをフリックで収穫し、調理場などの加工所で製品に加工する。

収穫や加工には時間がかかるが、完了した際には通知バーに表示されるので、ずっと画面に張り付いている必要は無い。有料のアイテムを使えば収穫の速度や、製品の加工スピードをアップさせることも可能となっている。

公式ゲームだけあって、主人公の八軒勇吾や御影アキらの人気キャラらが農場でせっせと作業している様子も楽しめる。また、「君の人生は教科書に全部書いてあんのかい?」といった作中の名言も登場するなど、原作のファンにはたまらない内容と言える。ユーザーレビューを確認してみると、

「のんびり出来て楽しいです! 銀の匙は原作持ってて好きなんです!それがアプリ化はとても嬉しいです(≧∇≦) 」
「キャラクターがセリフを喋ったりと、細かいところまで作りこまれてて感動!」
「牧場を充実させるのが楽しくて、時間を忘れて遊んでいます」

といった声が書き込まれている。なお、アニメ版「銀の匙」のエンディングでは「モデルとなった場所や施設を訪問する行為は、動物の疫病を引き起こす等の原因ともなりえる危険な行為です」という警告文が掲載。これはアニメファンの間でブームの“聖地巡礼”の自粛令とも言えるもので、ネットを中心に大きな話題を呼んだ。

食と命に関わるテーマである酪農を、事実に基づいて描いた「銀の匙」は、従来のアニメの枠を超えた幅広いファンを層を獲得しつつある。その世界観をまったりと味わえるシミュレーションゲームが「ポケット酪農~大蝦夷農業高校銀匙購買部~」と言えそうだ。(岡嶋佑介)

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