アンドロイドアプリレビュー

アキバを舞台にしたアドベンチャーゲームの傑作 「シュタゲ」アンドロイド版が3000円で登場

家庭用ゲーム機からの移植となるアンドロイドアプリ「STEINS;GATE」(シュタインズ・ゲート)がリリースされた。本作はXbox360専用ゲームとして2009年に発売され、そのクオリティの高さから口コミでじわじわと人気を広げ、シリーズの売り上げは50万本を突破した。これはアドベンチャーゲームとしては大ヒットといえる本数だ。

「シュタゲ」の最大の売りはストーリーの完成度の高さ。いわゆる“タイムスリップもの”なのだが、ネットでは「ここまで完成度が高い話は滅多に無い」と絶賛されているのだ。

舞台は現代の秋葉原。ある日主人公に降りかかった最悪の出来事を“改変”すべく、偶然が重なって開発されたタイムマシンを使い、主人公が時間を超えて奔走するというストーリーだ。さまざまな要素が絡み合って二転三転し、感動の結末を迎える展開が話題を呼び、多くのファンを生み出した。作中には「@ちゃんねる」という2ちゃんねるをモデルにした掲示板が登場し、“2ちゃん語”や2ちゃんねる発祥のネタが多く使われているのも話題になった。

舞台がリアルな秋葉原ということで、ジャンクショップ通りやUDXビルなど、実際の町並みがそのまま登場するのも特徴。地方から“聖地巡礼”するファンも現れ、秋葉原を巡るスタンプラリーなども開催されるブームとなった。

今回のゲームはスマホ向けに最適化されており、タップのみで操作できるのはもちろん、シュタゲの特徴である「フォーントリガーシステム」もリニューアルされている。これはゲーム中に主人公のケータイにメールや着信などがあり、その内容がストーリーの重要な分岐になるという画期的なシステム。メッセージの内容は端末を90度回転させることで確認が可能で、まさにスマホならではの操作性と言えそうだ。

アプリ自体は無料だが、最初にプレイできるのは1章分。全編をプレイするには3000円のライセンス追加購入が必要となるが、まずは無料で動作を確認した後、購入に進むことをお薦めする。アプリのサイズが1.4GBとかなりの容量のため、端末に空きがあるかどうかも重要なポイントと言える。

2011年にはアニメ化され、今年の4月には新作ストーリーの劇場版が公開。全国18スクリーンという小規模ながら、公開後2日間で約5万7000人を動員する大ヒット作となった「シュタゲ」。今回のアンドロイド版「STEINS;GATE」は待望のリリースと言えるだろう。(町田大士)

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STEINS;GATE

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,ゲーム,ノベルゲーム
価格 無料
デベロッパ名 5pb.

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