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欧州でも好調な「ソニーXperia」 英国ではサムスンから乗り換えるユーザーも急増中

ソニーが発表した「Xperia」の初音ミクモデルが注目を集めている。今年9月下旬に発売予定の「Xperia feat. HATSUNE MIKU」は、ドコモの夏モデルのツートップの一翼を担う「Xperia A」をベースとした端末。ミクの名前にちなみ、限定3万9000台を販売というが、ネット上ではさっそく、

「このXperiaだったら欲しいです((´^ω^))」
「ドコモiPhone出ないならもうコレかうわー」
「39万台必要なのでは……」

といった声があがっている。8月下旬の予約受付開始を前に、既に売り切れが予想されている状態。公式サイトではこのモデルに収録するためのサウンドロゴやイラストの募集も行われており、ユーザーたちを巻き込んで、この端末を盛り上げていく姿勢が感じられる。

そんな具合に、ここ最近好調ぶりが目立つソニーだが、日本国内に限らずヨーロッパにおいてもシェアを伸ばしつつあるようだ。

調査会社カンター・ワールドパネル・コムテックの発表によると、欧州市場では首位のサムスンを脅かす勢いでソニー、ファーウェイ、HTCらが販売台数を伸ばしている。特に英国においては、Xperiaの購入者の38%がサムスンから乗り換えたユーザーとのこと。世界的に見ても確実にソニーが確実にシェアを伸ばしつつあることが明らかになった。

ソニーのスマホ事業の好調の背景としては、2012年2月にエリクソンとの合併を解消し、XperiaがSony Mobileへと移ったことが挙げられる。これにより、他の事業部との連携が緊密になり、ソニーグループが持つ経営資源を有効に活用できるようになったと言われている。

昨年の東洋経済のインタビューで、ソニーのモバイル担当執行役・鈴木国正氏はこう語っている。

「そもそもこれだけ大きな産業で、アップルとサムスンの2大メーカーだけが生き残ることはありえない。顧客層が厚くなれば、顧客に合った製品・サービスを作り込むニーズも出てくるし、そこにソニーの可能性がある。まだスマホが登場して数年しか経っておらず、別にソニーが出遅れたとも思っていない」

いきなりトップを目指すのではなく、まずは堅実に3位を狙っていくことで活路を見出す。現在のソニーからはそんな姿勢がうかがえる。

Xperiaは既に国内では確固たるブランドイメージを確立している。ドコモのツートップとして販売中の「Xperia A」は6月末時点で83万台を売り上げ、ドコモのスマホの中では過去最高の販売ペース。欧州市場でも売上を伸ばすソニーは、国内メーカーの中では確実に頭1つ抜けている印象だ。世界中から注目が集まるソニーの今後に期待したい。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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