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「Google Glass」が“エロメガネ”と呼ばれる日は近い!!? アダルト業界が寄せる熱い期待

「盗撮を助長させる」、「プライバシーの侵害になる」など、発売前からさまざまな物議を醸しているGoogleのメガネ型情報端末「Google Glass」。実際に試した人は「これほど未来を感じさせてくれるデバイスは今までにない」と絶賛しているが、別の角度からGoogle Glassに熱い視線を送っているのがアダルト業界だ。

「製品を見た瞬間に『あ、これはハメ撮りに使えるな』と思いました」と語るのは某アダルト雑誌の編集者。1対1の性行為を撮影するハメ撮りの場合、従来のビデオカメラでは行為の最中に片手でビデオカメラを持たなけれならず、どうしても不自然な描写になってしまう。しかし、Google Glassであれば両手は完全にフリーになり、出演者の一人称視点がそのまま視聴者が観る映像となるため、より臨場感のある映像が撮れることは間違いない。

一方、世界のアダルト業界に目を向けると、もう既にGoogle Glass向けにアダルトアプリを開発したデベロッパーがある。アメリカのMiKandi(マイキャンディー)社だ。MiKandiは2009年11月にアンドロイド向けに「世界初のアダルト専門アプリマーケット」を立ち上げた、米国シアトルに本拠を置く企業。同社のマーケットはGoogle Playとは別のいわゆる野良マーケットだが、アダルトゲームや時計ウィジェットなど様々なアプリを配信し、同社のマーケットアプリは300万人を超えるアクティブユーザーを誇っている。

しかし、GoogleはどうやらGoogle Glassをアダルト製品にするつもりはないようだ。MiKandiが6月3日にGoogle Glass用のアダルトアプリ「Tits & Glass」(おっぱいとメガネ)をリリースするとほぼ同時期に、開発者向けガイドラインに「ヌード、あからさまな性行為の描写、または性的に露骨な内容を含むコンテンツを禁止する」という項目が加えられたのだ。

MiKandiは「Tits & Glass」の修正を行うと発表したが、それでも「一人称視点の活用やアダルトグッズとの連動といった面で大きな可能性を秘めている」とGoogle Glassのアダルト目的での活用を諦めているわけではないようだ。ちなみに「Tits & Glass」は、Google Glass上で人目を気にせずアダルト画像をユーザー同士で共有するアプリ。開発者は女性だという。

アメリカ・ウエストバージニア州では自動車運転中の装着を禁止する法案が出されたり、ラスベガスのカジノでも装着してギャンブルをすることを禁止されるなど、Google Glassには思わぬ世論の反発を受けている。その逆にアダルト業界からは予想外の歓迎を受けている形だが、このままGoogle Glassのアダルト活用が広がると、世間に“エロメガネ”というイメージが定着してしまうのかもしれない。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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