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Facebookから乗り換えるユーザーも続出!!? “友達150人限定”の少人数SNS「Path」が人気の理由

このところネットでよく目にするようになったのが、「Facebook疲れ」という言葉。昨年末には国内ユーザー数が約1700万人(セレージャテクノロジー調べ)を突破したFacebookだが、今年1月には前月比マイナス329万人と大幅に減少。その後は微増減を繰り返し、5月時点でユーザー数は約1,378万人にまで減ってしまった。この原因としてささやかれているのが利用者の「Facebook疲れ」だ。

実名制でリアルの知人と手軽につながることができるFacebookだが、それゆえに息苦しさを感じる人も多い。「最近はFacebookにログインしなくなった」という20代女性ユーザーはこう話す。

「フレンド数が増えてくると、何でもない私の投稿に大量の『イイネ!』がつくようになり、逆に私も皆の投稿に『イイネ!』で反応しなくてはならないというプレッシャーになります。その日の昼食の写真とか、本心では『どうでもいい』って感じなんです。知人がアップしたパーティー写真の『リア充』ぶりに寂しくなってしまうこともありますね」

とはいえ、ネット上で知人とつながるサービスには間違いなく需要があるはず。Facebookから離れた人達は、どこに移行したのだろうか。

その一番手としてユーザー数を爆発的に増やしているのが無料通話アプリの「LINE」。親しい友人間だけでつながることができるLINEは、通話よりもテキストメッセージのやり取りを中心に使っているユーザーが多く、SNSの代わりとして利用している人も多いようだ

また、女性を中心に人気急上昇中なのが、スマートフォンに特化したクローズドSNSアプリ「Path」だ。

「Path」は従来のSNSのように文章や画像、動画などを共有できるほか、LINEに似たチャット機能もあり、位置情報や聴いている音楽、読んでいる本、起床時間、睡眠時間なども共有できる。これだけなら従来のSNSと大差ないが、その最大の特徴は友達登録の最大数が150人に限定されていること。「家族や親しい友人の間で〝飾らない日常”を共有する」ことが前提となっており、友達数が多いことが一種のステータスになっていた従来のSNSとは一線を画す存在となっている。アプリのユーザーレビューにも、

「親しい人だけっていう内輪感がよい!SNS疲れしなくて心地いい」
「シンプルで使いやすい」

などといった感想が書き込まれ、評判は上々のようである。

他にも、ファミリー向けに特化した「nicori」やカップル専用の「Between」、“独身女性たちが毒を吐きまくる”というコンセプトの匿名SNS「アマリリス」、友達数9人限定の「Close」などの少人数SNSアプリが続々と登場しており、Facebookから離れたユーザーの受け皿になっているようだ。

「芸能人や企業家、フリーランスなどはまだしも、一般人が実名で大して親しくもない人達にまでプライベートな情報を発信するメリットはない。SNS疲れや炎上、個人情報流出の心配もある。今後、Facebookはビジネスツールとしての利用が中心になり、個人間のやり取りはスマホ向けSNSアプリなどの閉鎖性の強いサービスの需要が高まるでしょう」(IT系ライター)

スマホの普及はSNS業界にも大きな影響を与えているようだ。ポストFacebookになるのは、果たしてどのサービスなのだろうか。(佐藤勇馬)

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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