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ドコモの新型Galaxyは“ガラケー機能”優先 爆速CPU「オクタコア」は不採用

5月15日、NTTドコモの夏モデル発表会が開催される。昨年度のドコモのスマホ販売台数は約1330万台。目標としていた1400万台には届かず、苦戦した格好となった。そんな状況下で最も期待されている端末が、Galaxyの最新モデル「Galaxy S4」(SC-04E)だ。

Galaxy S4の最大の魅力はなんといっても“オクタコア”と呼ばれる8コアのCPUを搭載したバージョンが用意されている点。これが日本でも登場すれば、「国内のスマホ史上初のオクタコア搭載端末」の発売となる。しかし、発売前の端末を手にした某ショップ関係者によると、

「残念ながら日本で発売されるGalaxy S4はクアッドコア版の方です」

とのこと。Galaxy S4は国やキャリアによって、搭載されるCPUが異なる。Exynos 5(オクタコア1.6GHz)とSnapdragon 600(クアッドコア1.9GHz)という2種類のCPUが存在するが、今回のドコモ版はSnapdragon 600が搭載されている模様。しかし、その代わりと言ってはナンだが、「ワンセグとおサイフケータイ」についてはしっかり対応しているらしい。

「ワンセグはGalaxy S3のときに『感度が悪い』と不評だったためか、今回のバージョンではアンテナがメチャクチャ長く伸びるんですよ(笑)。おかげでワンセグはバッチリ入ってましたね。あと、NOTTVのアプリが入っているのは確認しました。夏モデルはすべての端末がNOTTV対応とのことです」(前出・ショップ関係者)

最近は海外のアンドロイド端末でも日本向けにガラケー機能を搭載したものが増えているが、Galaxy S4もその流れを取り入れたようだ。かつてはアップルと泥沼の訴訟劇を繰り広げたサムスンだが、2013年1~3月期の純利益は前年同期比42%増と絶好調。アップルの純利益が10年ぶりに減少に転じたのとは対称的だ。

しかし、4月末の世界発売から大きく遅れることになったのが今回のドコモ版Galaxy S4。海外ユーザーの検証によると、クアッドコア版とオクタコア版の比較では、CPU性能もバッテリーの持ちもオクタコア版がはるかに上回ったというデータもある。「ガラケー機能なんて無くてもいいから、オクタコア版をそのまま出してくれた方がよかった」なんて声が、早くも聞こえてきそうである。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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