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パクリ騒動の「ももクロ」 今度は「楽曲にも盗作疑惑」が浮上!!?

人気5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ(通称ももクロ)」にパクリ疑惑が浮上した。4月10日に発売された最新アルバム「5TH DIMENSION」のジャケット写真に使われた彼女たちのマスクとコスチュームが、昨年発表された海外ブランドの作品に酷似しているという疑惑だ。これだけでなく、過去の楽曲にも〝盗作疑惑”が指摘され、立て続けに起きたパクリ騒動が波紋を広げている。

ももクロの新アルバム衣装は、トゲトゲのついた通称「ドリアンマスク」で顔全体を覆い、上下ピンクのウェアをまとうというアイドルらしからぬ斬新なものだった。ところが、これが「IIMUAHII Couture」という海外ブランドの作品と酷似していると指摘された。ネット上では「偶然の域を超えている」「トゲトゲマスクはまだしも服のステッチの模様まで似ているのはアウト」「擁護しようがない完全なパクリ」などといった批判が殺到した。

公式なコメントは出ていないものの、ジャケット写真のビューティーディレクションを担当したデザイナー・柘植伊佐夫氏は、ライフスタイルマガジン「EYESCREAM」のサイト内にあるブログで事情を説明。柘植氏は数々の大ヒット映画や大河ドラマなどのヘアメイクや人物デザインを手掛けてきた美容界の大御所だ。

柘植氏によると「この作品のヘア、メイク、マスクデザインを行いました。今回は人物デザインの担当ではないので、衣装は担当外ですが、打ち合わせ上、第1形態をプリーツスカートにすると良いのでは、という意見もさせていただきました」ということだが、「ぼくがこの作品に声をかけていただいた段階で、すでに『形態の変化』『淡いピンク』『スタッズの使用』『マスク』というコンセプトは決められており」とし、コンセプト作りや衣装については担当外であることを明言した。

では、コンセプトを決めたのは誰なのか。PVを手掛けた黒田秀樹監督は過去のインタビュー記事で、「スタイリスト」とクレジットされている細見佳代氏がコンセプト作りの段階から参加していたと語っており、これが疑惑をさらに深めることになった。

「海外の『Pinterest』という写真共有サイトで『Kayo Hosomi – Stylist』というアカウントの人物が、当該の海外ブランドの写真を共有していた。疑惑が表ざたになった直後から、この人物は写真の共有を外しており、証拠隠滅とも思える行動をとっているのです」(芸能記者)

パクリ騒動は収まる気配が無く、それどころか新たに楽曲の盗作疑惑まで浮上した。ももクロが昨年11月に発売した9枚目のシングル「サラバ、愛しき悲しみたちよ」のサビが、その4ヶ月前の同年7月にニコニコ動画に投稿されたボーカロイド曲「どうせお前らこんな曲が好きなんだろ?」に酷似しているというのだ。「サラバ~」を作曲したのは著名ギタリストの布袋寅泰だが、確かにサビ部分のメロディが似ており、何らかの影響を受けた可能性は否定できない。

ももクロといえば、インディーズ時代から各ジャンルの音楽や特撮番組、プロレスなどのエッセンスを「オマージュ」としてパッチワーク的に使うことを得意としていた。だが、今回は相次いで「パクリ」として糾弾されることになっている。このような事態になったのはナゼなのだろうか。

「ももクロの人気がメジャーになったのが最大の理由。今までは許されてきたことが許容されなくなったのでしょう。最近はアイドルの枠を超えてアーティスト志向を強めてきたため、オマージュとして認識されなくなった部分もある」(音楽関係者)

それに加えて、ももクロ作品に超一流のスタッフが集まっていることも遠因という見方もあるようだ。

「今回渦中の人となった柘植氏をはじめ、サントリー『ペプシマンシリーズ』や資生堂『TSUBAKI』などを手掛けたCM界の大物ディレクター・黒田氏がPV監督を務めるなど、ももクロの作品はメジャーさが際立ってきている。それが逆にパクリが生まれやすい状況を作り出したともいえる。日本のメジャー音楽シーンは、浜崎あゆみの衣装がブリトニー・スピアーズのものと酷似していたり、倖田來未の衣装やPVがビヨンセやマドンナなどの作品と似ていたりと、パクリが常態化している。ももクロもメジャーになるにつれて、その流れに巻き込まれてしまったのかもしれません」(前同)

もし、仮に衣装や楽曲がパクリだったとしても、ももクロのメンバーたちに罪はない。懸命に頑張っている彼女たちの評価を落とさないためにも、作品づくりに携わる関係者やクリエイター達には注意を促したい。(佐藤勇馬)

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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