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ドコモのiPhone発売 最大の壁は「使えないspモードメール」説が浮上

4月26日のNTTドコモの決算会見において「かねてから申し上げているとおり、(iPhoneが)日本においては非常に魅力的な端末であることは変わりないと思う。いろいろと検討は進めているが、今のところ従来と変わった情報はない」と語った加藤薫社長。

Twitter上ではさっそく、

「夏ごろにドコモからiPhoneが出るという話はなんだったのか」
「むしろまたドコモからはiPhoneは出ませんって社長がキレ気味にコメントして欲しいよね。ここまで来ると」

といった反応が見られた。しかし、決して「出さない」と言ったわけではなく、あくまで「条件が合えば出す」という姿勢はそのまま。アップルは情報のフライングに関しては特に厳しいことで有名なので、正式発表前に「出します」と言えないのは当然のことなのかもしれない。

しかし、「ドコモからiPhoneが発売されることはほぼ確定的」という見方は強まっている。当サイトでは今年2月、「ドコモは6月にiPhoneを発売する!!? 海外有名ブログが発信した『大胆予測」と記事化したが、3月にはiPhone5やiPad miniなどがドコモ向けの周波数で技適(総務省の技術基準適合証明)を通過したことも確認されている。さらに、先日は“兄がNTT関係”という高専生によるツイート、

「そういえば、docomoからあいぽーね(※注:iPhoneのことと思われる)でるのは確定みたいね」

が話題になるなど、様々な所から情報が飛び出している。火のないところに煙は立たないとはよく言うが、次期iPhone発売のタイミングでドコモの参入は決定的、との見方が強い。

しかし、ドコモがiPhoneを出す際に障害になっているものがある。spモードメールだ。現在、ドコモメールの開発が進められているが、当初の予定より提供が遅れている。Twitter上では、

「Appleとの話し合いはもう済んでて、あとはカーネルに手を加えなくても使えるドコモメール待ちなんだと思います。ところがこれが1月開始が10月にずれ込んじゃってるので、多分それを待ってiPhone投入だと思います」

と、分析する人も現れた。現行のspモードメールは送受信が出来ない、データが消えるなどの不具合が多発しており、ドコモメールへの移行は切迫した課題。クラウド化されたドコモメールは、マルチデバイスでも利用できるようになるためiPhoneに移行する際にも非常に具合がいい。

auの店舗資料のリークではiPhone5Sが6月20日発表、7月ごろ発売という情報も出ている。仮にこのスケジュール通りだとすると、ドコモはドコモメール無しでiPhone5Sを投入することになる可能性もある。果たしてドコモはiPhoneを出すのか、出さないのか。出すとしてもそれは一体いつになるのか。ドコモの動向から目が離せない。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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