アンドロイドアプリレビュー

SNSとカーナビが合体したアプリ 「Waze」の実用性を検証した!!!

ここ数年、スマホの普及によってデジカメや携帯音楽プレイヤーなどのガジェットの売り上げが鈍化していると言われる。その余波はカーナビの分野にも波及。スマホのマップアプリがGPSナビとしてほぼ完ペキに機能するため、大幅にシェアを奪われ、2012年にはソニーがカーナビ市場から撤退するほどの事態になっている。

アンドロイド向けには様々なカーナビアプリが登場しているが、その中でも一風変わったコンセプトのアンドロイドアプリ「Waze 〜運転中の無駄をなくして、ドライブをもっと楽しく」が、密かな注目を集めている。

このアプリは、ユーザーが「レポート」を送信することで、渋滞や事故情報を共有できる、SNS的機能を搭載したのが特徴。コミュニティーからの情報に基づいた、リアルタイムの交通情報が得られるほか、Yahoo!ロコなどの情報サービスと連携した目的地検索も利用可能。さらに、フェイスブックと連携して、同時期にドライブをしている友人を検索したり、現在地をシェアして迎えに来てもらったりと、ネットを活用する要素が充実している。

「Waze」は元々は英語圏向けのアプリで、世界で1000万DLを突破している定番ナビアプリ。日本では2012年10月に道路データが追加され、ようやく実用レベルになったばかりで、他のマップアプリに比べると建物や地名のデータはまだまだ少ない。

筆者が実際に車載ナビをオンにしながらWazeも同時に使ってみたところ、Wazeは目的地まではたどり着けるものの、わざわざ遠回りをするようなルートを表示したり、ナビの精度の点では他のアプリに一歩劣ると言わざるを得ない完成度だった。しかし、リアルタイムで渋滞情報が更新されていくのはなかなか便利と言える。ユーザーレビューでは

「地味に楽しめます。 まだまだユーザーは少ないのですが、そのぶん自分が作った道が反映されたときの嬉しさは格別です」
「参加型のカーナビと捉えると楽しい。ただ、カーナビとしてはルートもまだまだ期待通りではありません」
「ナビだと思うな!SNSだと思えば楽しい」

と、様々な声が掲載されている。そんな具合に、SNS機能という独自性を持つカーナビアプリが「Waze 〜運転中の無駄をなくして、ドライブをもっと楽しく」。まだまだ発展途上ではあるが、今後、地図データの充実や日本語音声ナビへの対応などが実現すれば、その独自機能は非常に魅力的と思える。今後のバージョンアップに期待したいアプリだ。(町田大士)

おすすめサイト