アンドロイドアプリレビュー

ニコニコ静画はポルノ!!? アップルの指摘に漫画アプリ「nicoマンガ」作者がブチ切れ

このところさらに厳しさを増している、と伝えられるアップルのエロ規制だが、そんなアップルに愛想を尽かすアプリ開発者がまた現れた。アンドロイドアプリ「nicoマンガ」の作者・hyoromo氏だ。

このアプリは画像・マンガ投稿サイト「ニコニコ静画」のマンガ作品が閲覧できるもの。しかし開発者のブログによると、「ニコニコ静画上のマンガコンテンツがポルノに該当する」とアップルに指摘され、iOS版はリリースができなかったというのだ。だが、ニコニコ静画上のコンテンツにポルノ要素は皆無といっていい。当サイトでは以前「週刊プレイボーイ」の公式アプリがアップルで発禁になった件もお伝えしているが、相変わらず不透明な基準による排斥が続いているようだ。

アンドロイドアプリ「nicoマンガ」を使用するにはニコニコ動画のアカウントが必要。マンガはフリック操作でサクサクと読むことができ、ニコニコ静画の特徴である読者のコメントも、もちろん表示される。

マンガ作品は新着やランキングのほか、検索で探すことも可能。読んだ作品は「お気に入り」に追加したり、「しおり」を挟むなどの機能も搭載されている。丁寧なつくり込みが人気を呼び、ユーザーの平均評価は4.8とかなりの高評価を受けている。

ニコニコ静画のコンテンツはユーザーからの投稿がメインだが、今年1月からアニメが放送されていた「戦勇。」や、この春から放送予定の「あいうら」など、注目度の高い作品も掲載されている。

そんな中で「作者は実はプロなのではないか」と噂され、注目を浴びているのが「女子小学生はじめました」という作品。30歳童貞のサラリーマンが突然女子小学生になってしまうというストーリーで、少年漫画のギリギリレベルのサービスカットが満載の作品だ。

こういった作品は日本の少年マンガでは伝統と言えるもの。このレベルでアップルには「ポルノ」と判断されたのかもしれないが、それでは日本のマンガ誌は大半がポルノということになってしまう。これでは開発者の“アップル離れ”が起きても不思議ではない。開発者のhyoromo氏はアップルとの審査のやりとりを詳細にブログで明かしている。それによると、1月上旬から下旬にかけて3回にわたり、「アプリのバグ」を理由にリジェクト。さらに、完成版を2月に提出したところ、今度は「ポルノコンテンツを扱っている」という理由でリジェクトされたとのこと。

「なぜだ、どこがポルノいのだ…」

ブログにはそんなhyoromo氏の悲痛なつぶやきが残されている。

アンドロイドアプリ「nicoマンガ」のアプリ説明文には「このアプリは悔しい気持ちと呪いで作られていますが、使用する際に一切支障は御座いません」と記載されている。アップルの独善的で理不尽な審査状況は一体いつになったら改善されるのだろう。今後は“自由なアプリを出したいなら、アップルよりもアンドロイド”という動きがさらに加速していく可能性は大いにあると言える。(町田大士)

開発者ブログ:
ポルノ扱いでrejectされたiOSアプリをAndroidへ移植したよ

http://d.hatena.ne.jp/hyoromo/20130314/1363220786

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nicoマンガ

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,萌え,電子書籍
価格 無料
デベロッパ名 hyoromo

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