アンドロイドアプリレビュー

水道水の放射能値が一発で分かる「放射線チェッカー」

放射能や放射性物質は目に見えない。しかしそれらの飛散はとても気になる。また水道水に含まれるヨウ素やセシウムの分量は一体どれほどなのか、リアルタイムで知りたいところだ。
この「放射線チェッカー」は全国47都道府県の放射能測定値から、降下し水に溶けたヨウ素、セシウムの値までをわかりやすく表示してくれる優れたアプリだ。
使い方は簡単。まず環境を選択すると、全国の放射線数値がμSv/h(マイクロシーベルト/パーアワー・1時間あたりの線量)という単位で示される。しかも基準値を上回る数値には色がついており、警戒値が一目でわかる。

全国の放射線状況。やはり福島県の数値が際立って高い

また右側の「詳細」をタップすると、最新の放射線量や過去平常値の範囲、そして自然被曝量、放射線業務従業者が浴びてもいいとされる上限の値や、0,5パーセント発ガン率が上がるとされる数値、そして緊急脱出しなくてはならない線量までが色わけされて表示され、自分のいまいる環境が安全かどうか確認できる。

福島の詳細を表示した画面。モニタリングポスト別の詳しいデータが表示できる

水道水に含まれるヨウ素やセシウムの濃度もおなじように都道府県別に示される。こちらも詳細をタップすると、こんどはBq(ベクレル)という単位で政府の定める幼児暫定基準値や、大人が摂取していいとされる制限値が色分けされて表示される。


水道水や降下物に含まれるヨウ素やセシウムの値も分かる

専門家たちの話によると、たとえば東京に飛散する放射能の値には神経質になる必要はないという。問題は放射性物質だといわれている。

放射性物質が体内に吸収されると、それらは長期間にわたって放射能を出しつづける。つまり被曝を最小限にとどめるには、ヨウ素やセシウムを取り込まないことが重要だ。
放射性物質は主に口から入る。飲料水や呼吸によって取り込まれる。それらを完全に防ぐのは不可能だが、吸収を少なくすることはできる。風のつよい日にはマスクをする。外出先から帰ってきたら、衣服を濡れタオルで拭く。自分が今置かれた状況を正確に把握し、そうしたささやかな予防策を施すことは決して無駄ではないはずだ。
(文・佐々原 聡)

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放射線チェッカー

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,健康/生活
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