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NHKから追放の堀潤アナ 原因は「原発推進派の圧力」説が浮上

NHKの次代を担う「報道のエース」として期待されていた堀潤アナウンサー(35)が、4月1日付で同局を退職することになった。看板番組「ニュースウオッチ9」のリポーターや「Bizスポ」の総合司会に抜擢されるなど輝かしい経歴を持つ堀アナだが、一昨年の東日本大震災が大きな転機となったようだ。堀アナのたび重なる脱原発発言とNHK批判が問題視されたといわれており、表向きは「一身上の都合」だが、退職のウラに「NHK上層部や政界・産業界からの圧力があった」との声が漏れてきている。

震災発生後、原発事故にかかわる国やNHKの対応に疑問を抱いた堀アナは、自身のTwitterで次のように発言。

「国や組織に期待してはだめだ。もうだめだ。僕らで動こう。僕らで考えよう。僕らでこの国を変えよう。だって、僕らの国なんだからさ」

さらに、今年の3月11日には、NHKが震災直後に放射性物質の濃度を予測する「SPEEDI」のデータを公開しなかった件について、

「原発事故発生のあの日私たちNHKはSPEEDIの存在を知りながら『精度の信頼性に欠ける』とした文部科学省の方針に沿って、自らデータを報道することを取りやめた」

と、暴露。「国民の生命、財産を守る公共放送の役割を果たさなかった。私たちの不作為を徹底的に反省し謝罪しなければならない」と主張した。

アナウンサーが自局の報道姿勢を批判することは異例であり、これを境に彼の存在はNHKの中で浮いてしまったようだ。局内に居場所をなくした堀アナは、昨年3月から米国のUCLA(カリフォルニア大ロサンゼルス校)に留学した。しかし、堀アナが留学期間中に制作したドキュメンタリー映画「変身」が再びNHKとの関係を悪化させた。映画は福島やスリーマイルなどの原発事故を追った内容でUCLA内で上映されたほか、ロサンゼルス市内での市民向け上映会も予定されていたのだが、NHKが堀アナに上映会の中止を指示したのである。

NHK側は「映画の内容を理由に中止を指示したわけではない」と説明しているが、堀アナはTwitterで「僕がUCLAで作った映画が局内で大問題になり、ロスで米国市民の皆さんが企画した上映会も中止に追い込まれました。『反原発と言われるものは困る』と指摘を受けましたが、事故が起きたことによる不条理な現状を描いているに過ぎません」と発言しており、反原発の内容であったために上映中止を指示されたことを示唆している。

堀アナは局との関係が悪化したまま今年4月から復帰する予定だったが、彼に用意された新しいポストは「きょうの料理」などの政治とは無関係の番組の司会。これに対して「報道から遠ざけられたのでは」との疑念の声が上がっていた。

いわば窓際に追いやられた状態になった堀アナは退職の意思を固め、ネット上のやり取りで「本日、退職届を出しました。先週米国から帰国後、春からの担当番組は全てキャンセルだと告げられ、さらに懲戒処分の検討が始まっていたので、家族とも相談し、先手を打って退職する道を選びました」と告白。さらに「政界、産業界をバックにした会長筋からの圧力は強く、闘いきれませんでした」と、NHK現会長・松本正之氏(68)からの圧力があったことをにおわせている。

一部ネット上では「NHKは脱原発派を潰すつもりだ」との声まで上がっているが、本当にそのような組織なのだろうか。

「NHKの内部自体は、特に原発に賛成も反対もしていないようです。しかし、安倍政権が原発維持・再稼働の方針を打ち出しているため、社員があからさまに反原発をうたうのは都合が悪い。ただでさえ、原発問題は様々な産業や人々に影響があるデリケートな問題ですから、個人であっても勝手な行動や発言をされては困るということでしょう。これは堀アナが言うように“圧力”ともとれますし、彼のスタンドプレーが過ぎたともいえます」(テレビ局関係者)

一般企業に当てはめてみれば、社員が自社を批判したり会社の意向を無視した言動を繰り返せば、退職に追い込まれるのも仕方ないところだ。堀アナの退職も、そういった流れの中で起きたといえるかもしれない。だが、堀アナは局の一社員という立場よりも、一人のジャーナリストとしての立場を選んだのだろう。堀アナはNHK在籍時の昨年8月に市民参加によるニュースサイト「8bitNews」を立ちあげ、市民ジャーナリズムの新しい形も模索している。NHKから堀アナが消えてしまうのは残念ではあるが、局アナという鎖から解き放たれた彼の今後の活動に注目したい。(佐藤勇馬)

画像引用元:8bitNews

http://8bitnews.asia/

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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