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“警察に圧勝”の2ちゃんねる「ひろゆき」 海外資産は20億円以上!!?

覚せい剤売買に関する違法な書き込みを放置したとして昨年12月、麻薬特例法違反ほう助容疑で書類送検された「2ちゃんねる」の元管理人・西村博之氏(36)について、東京地検は不起訴処分にすると今月19日に発表した。

警察の発表によると、西村氏は2ちゃんねるの「薬、違法」板で無職の男(55)=同法違反罪などで有罪確定=が隠語で記した覚醒剤の売買に関する書き込みなどを削除せずに放置。当時、民間団体を通じて警視庁などから削除要請のメールが数百通届いていたが、警察は西村氏が違法な書き込みを認識しながら削除に応じなかったとして書類送検に踏み切った。だが、東京地検は西村氏が掲示板を利用した薬物売買を認識していた具体的な証拠がないことや、一昨年の家宅捜索後に掲示板運営側が違法書き込みを削除する措置を取ったことなどを考慮し、起訴を見送ったと見られている。

そもそも、薬物売買に関与した当事者でもないのに、書き込みを放置しただけで書類送検すること自体に無理があるという声も上がっていた。削除要請に関しても、民間団体からの要請に応える義理はなく、2ちゃんねるの削除ガイドラインに沿った要請ではなかったため無視されたという説もある。

「サイバー犯罪撲滅を掲げる警視庁としては、警察のメンツにかけて『成果』を出さねばならず、その標的として西村氏が利用された感がある。とはいえ、表現の自由や具体的証拠などとの兼ね合いもあり、西村氏を起訴することは難しい。警察としては2ちゃんねる側に削除要請に応じさせ、西村氏を書類送検することでメンツを保ちたいと考えたのでしょう。最初から起訴できるとは思っていなかったでしょうし、西村氏側もそう認識していたのでは」(IT系ライター)

そんな具合に今回の書類送検はとんだ茶番だったとも言えそうだ。西村氏は度々逮捕のウワサが流れながらも、今回も警察の追及を逃れたことになる。

西村氏といえば、数々の訴訟を抱えていることでも有名だ。2ちゃんねる絡みで多数の民事訴訟を起こされ、裁判を完全に無視しているために欠席裁判となって多くの訴訟で敗訴が確定。一部新聞報道では07年の段階で「50件以上民事で提訴され43件で敗訴確定」とのこと。「賠償金は制裁金を含め10億円以上にのぼる」とも言われる。しかし、西村氏は賠償金の支払いを拒否しており、財産の差し押さえもされていない。

「西村氏は年収数億といわれ、推定で20億円以上の資産があると見られています。しかし、ほとんどの資産を海外に移しており、日本の法律では差し押さえをすることは不可能。資産の全容解明も難しい。差し押さえる財産が日本になければ強制執行することもできないため、西村氏は時効まで無視し続けるつもりでしょう」(前同)

08年に発売された書籍『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(新潮社)の印税の一部が西村氏に渡っていることが判明した際には、損害賠償金として印税が差し押さえられている。やはり、西村氏は資産を海外に移すことで賠償金の支払いを逃れているようだ。

数々のグレーなウワサがつきまといながらも、日本の警察や司法を翻弄し続けている西村氏。一部では「サイバー犯罪撲滅にこだわる警察側は西村氏の逮捕を最終目標にしている」と報じられたが、どうやら警察よりも西村氏の方が一枚上手だったようだ。(佐藤勇馬)

画像引用元:西村博之 – Wikipedia  (C)Joichi Ito

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%9D%91%E5%8D%9A%E4%B9%8B

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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