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スマホのネット接続に革命を起こすHTC EVO WiMAX

話題のXperia arcに続く注目端末として挙げられるのがauから間もなく登場する「HTC  EVO WiMAX ISW11HT」。4月15日の発売日を控え、その魅力をお伝えしようと思う。この端末のベースモデルとなったのは「HTC EVO 4G」というアメリカのSprint社から2010年6月に発売された機種。au初の海外製端末ということもあり、発売前から大きな話題を呼んでいる。


大きめの4.3インチディスプレイは嬉しいが、重量170gはなかなかの重さ

 

残念ながら、おサイフケータイや赤外線通信などのいわゆるガラケー機能の搭載は一切無し。が、しかし、である。HTC EVO WiMAXの魅力は、スペックだとか女子供が喜びそうな機能だとか、そんな甘っちょろいものではない。この端末の売りは「スピード」と「テザリング」、この2つだけでご飯三杯は余裕でいけるのである。

まず、スピードについて。HTC EVO WiMAXはその名の通りWiMAX対応である点。WiMAX(ワイマックス)とは、高速モバイルブロードバンド通信網の1つ。下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsという爆速通信となっている。いままでは、WiMAX用のルーターを買い、それをパソコンなどに接続し、月額4,000円程度の利用料金を払って使うシステムだったのだが、それがなんと月額515円で使うことができる。パケット定額の5,985円とIS NET315円を合わせると、6,815円となり多少割高感はあるが、高速通信が安くことに変わりはない。また、WiMAXの回線が切れると自動的に3G回線に切り換わるため、回線の安定感もバツグンだ。

回線のスピードテストをしてみると、原宿では下り4.7MB、上り3.2MB。最大速度には及ばないが、それでも3G回線よりは速い。Webブラウジングも軽快だ

つぎに「テザリング」。テザリングとは、モバイル機器をモデム代わりにして、パソコンなどのデバイスをネット接続すること。Androidでは「PdaNet」などのアプリでテザリングをすることはすでに可能だが、通信量が膨大になるため、キャリア側は認めておらず、テザリング使用は追加料金が発生することがある(ちなみにちょっとの使用ではバレない。筆者は1か月に数日程度テザリング使用しているが、追加料金を請求されたことはない)。ISW11HTではこのテザリングを全面解禁しており、WiMAXでも3G回線でもバンバンテザリングOKという太っ腹な機種なのである。外で仕事をするビジネスマン向けと思われがちだが、最大8台接続できるので、ゲーム機やパソコンを持ち寄ってオンラインゲームをするなど、自由度の高い使い方が可能だ。

テザリングは、アプリを起動して傍らに置くだけでOK。デバイス側で表示されたセキュリティキーを入力しよう

なお、WiMAXは使用可能エリアが限られているので、あらかじめUQコミュニケーションズのWiMAXサービスエリアのページで確認しておいてほしい。WiMAX&テザリングというiPhoneでは逆立ちしても不可能な組み合わせ。意外とサクサクと動作する本体と相まって、HTC EVO WiMAXは絶賛される名機となることだろう。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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