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前田敦子も騙された“ニセ剛力彩芽”に逮捕状!!? Twitterに乱立の「なりすましアカウント」の実体

サービス開始当初から有名人の「なりすましアカウント」が絶えないTwitter。公式認証マークを導入したことにより被害は格段に減ったが、いまだになりすましアカウントは数多く存在し、悪質さも増している。迷惑行為には違いないが、偽アカウントによるネタツイートが一部で人気となっており、その存在をめぐっては賛否両論といった状態だ。

その代表格といえるのが、女優・剛力彩芽の偽アカウント。この偽物は剛力の名前で「浜崎あゆみ大っ嫌いですよ。安っぽい歌詞に共感してる馬鹿共も嫌い」、「壇蜜=下ネタクソババア」といった暴言を吐きまくり、「マ○コの締まりには定評がある剛力彩芽です。ナチュラルTENGAって呼んでください」などと清純派女優のイメージからは考えられない下ネタも連発している。有名人が本物だと思い込んでしまったケースもあり、元AKB48の前田敦子がTwitterを開始した際には、ニセ剛力から「なりすましやめろ!」と言われ、「あなた本当に剛力ちゃん?だとしたらショックです」と動揺していた。

また、3月5日には「遂に逮捕状がきました。今までやってきた事を考えたら当然ですが、このアカウントも消します。各方面の方 いろいろとすみませんでした」と逮捕状の画像と共にツイート。ついにニセ剛力逮捕か? と、Twitter上で話題となり、2ちゃんねるにもスレッドが立てられる事態となった。しかし、逮捕状の画像は他のサイトから転載したもので、“釣り”だったことが発覚。その後は何事もなかったかのようにツイートを再開しており、Twitterユーザーだけでなく2ちゃんねらーまで盛大に釣られる結果となった。だが、なかには笑えないネタもあり、過去には「【悲報】間寛平さん(63)死去」とツイート。寛平さんは前立腺がんを患っていた時期があるだけに信憑性が増し、訃報が拡散される事態となったが、これも悪質なネタであった。

このように偽アカウントは間違いなく悪質ではあるが「ネタとして楽しめば面白い」という見方をする支持者も少なくないようだ。実際、ニセ剛力は5万人以上のフォロワーを集めており、発言のリツイート数も本物の有名人並みである。

先月14日のバレンタインに出現したノンスタイル・井上裕介の偽アカウントも支持を集めている偽物の一つ。偽物であることを隠して吉木りさや南海キャンディーズ・山里らの芸能人アカウントに絡みまくるという迷惑行為をしていたが、返事を送った一般ユーザーから「返事ありがとうございます 私、井上さまのことM-1優勝したときに一目惚れしたんです!そらからいまもすきなんですよ」とコメントされると、「あ、すいません、自分偽物っス」「なんか残酷な事しちゃったな」と反省。“微妙に良い人”っぷりがうかがえる偽アカウントとして面白いと話題になっている。

明らかに偽物であると分かるアカウントであれば、一つのネタとして楽しむのもアリだろう。しかし、名前を使われた有名人が実害を被るようなことになれば、ネタでは済ませられなくなる。今後のなりすまし業界(?)では、そのラインを見極めるセンスも試されることになりそうだ。(佐藤勇馬)

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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