アンドロイドアプリレビュー

“鉄オタが絶賛”のアプリ 「あなたも電車の運転士」の実力

先日、大騒動に発展したのが、「“撮り鉄”による桜の木の切断疑惑」。長野県のしなの鉄道沿線の桜の木が、何者かによって切り倒されていた事件で、「犯人は鉄道オタクでは?」という説がネットで拡散。「証拠でもあるのか」と、鉄オタ側から反論があがる騒ぎとなった。

そんな具合に、鉄オタへの風当たりの強い時期に登場し、注目を集めているアンドロイドアプリが「あなたも電車の運転士 Beta」だ。このアプリは、列車に乗ることを純粋に楽しむ「乗り鉄」の方にもオススメのもの。自らが電車を運転し、停止位置や運行時刻を守りながら進行させていく、電車シミュレーションゲームアプリ。同種のゲームはいくつか存在するが、このアプリでは実写の風景が使用されている点が評判となっている。

運転できる電車は東京の品川区と川崎を結ぶ東急大井町線。下神明から戸越公園駅へ向かうところからのスタートで、最高速度は時速60km。残りの距離と到着ダイヤに注意を払いつつ電車を走行させるのだが、やはり実写を使用しているだけあって臨場感は満点だ。ついつい景色に見とれてしまいそうになるが、うっかりすると電車は止まりきれずにオーバーランし、ゲームオーバーとなってしまう。駅に近づいたら徐々にスピードを落とし、残り距離150mで最大のブレーキをかける。停止距離が30mを切ったらブレーキの強弱で調整するといった、リアルな操作感が楽しめる。

ユーザーレビューを確認してみると、

「無料でこれは凄いと思います。充分です。アナウンスもあるし楽しめると思います」
「実写なので雰囲気出てて楽しいです 今後いろんな路線や区間が増えるといいですね 」
「携帯向けのゲームとは違い、ほぼテレビゲームに近い感覚で遊べて面白いです 今後のバリエーション増に期待」

と、リアルな臨場感を絶賛する声が多数見受けられる。このアプリのさらに注目すべき点は、車内や駅のサウンドも本物の音が使われているところ。ヘッドホンを使えばさらに臨場感は倍増。鉄オタには音に特化した「録り鉄」というジャンルもあるが、そんな彼らも納得のクオリティと言える。

冒頭に挙げた「撮り鉄」の騒動は、鉄道オタクに対する世間の無理解が生んだ悲劇とも言える。アンドロイドアプリ「あなたも電車の運転士 Beta」を通じ、鉄道の素晴らしさの一端に触れてみるのもいいかもしれない。(蟹 斬九郎)

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