アンドロイドアプリレビュー

“殺人微粒子”PM2.5から身を守るアプリ 「汚染地図」がDL数急増中 

中国がバラまく大気汚染物質、PM2.5の日本への飛来が問題になっている。福岡市では連日、環境基準を超える値が観測され、住民の間に不安が広がっている。PM2.5は自動車や工場の排ガスなどに含まれる大気汚染物質で、呼吸器の奥まで入り、肺がんや気管支炎などの健康被害を引きおこす恐ろしい化学物質。

国が定める基準値(大気1立方メートル当たり1日平均35マイクロ・グラム)を超えた場合、マスクの着用や、洗濯物を外に干さないといった対応が推奨されているが、現在の汚染状況を知らせてくれる無料アプリ「汚染地図 (日本のPM2.5)」がアンドロイドに登場し、注目を集めている。

このアプリは環境省の観測システム(そらまめ君)を利用し、汚染状況をリアルタイムに知らせてくれるもの。使い方はシンプルで、アプリを起動したら表示させる地方をセレクトするだけ。「更新」ボタンをタップすると、直近1時間以内の汚染状況がつぶさにわかる仕組みだ。

編集部で確認したところ、特に九州の西側での数値が高く、福岡や佐賀、熊本といった広範囲にPM2.5が広がっていることが確認できた。また、近畿地方の瀬戸内沿岸、兵庫県南部から大阪までのエリアでもかなり汚染が進んでいた。ユーザーレビューを確認してみると、

「小さな子もいて妊娠中なので大気汚染は気になるので、見やすくて助かります」
「汚染状況が一目でわかるので重宝してます。外出時の必需品です」

といった愛用者の声が相次いでいる。実はこのアプリを開発したのは、かつて当サイトで「放射能の飛散状況がリアルに分かるアプリ」として紹介した「風@福島原発」の開発者、seigo氏。個人開発者ならではのスピード感で、ユーザーのニーズをうまく捉えたアプリと言えるだろう。

PM2.5の粒子は髪の毛の太さの30分の1という微細なもので、普通のマスクでは防ぎきれない。肺に疾患を持つ人や、小さな子供を持つ家庭は特に注意を払いたい。そんな危険なPM2.5から身を守るアプリとして「汚染地図 (日本のPM2.5)」を活用してみたい。(佐々原渉)

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汚染地図 (日本のPM2.5)

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,健康/生活
価格 無料
デベロッパ名 seigo

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