アンドロイドアプリレビュー

凶悪犯が実名で登場する“ガチャ”アプリ 「クライムコンプ!犯罪者ガチャ」の危険な魅力

ガチャを題材にしたアプリは数多くあるが、今「スマホアプリ史上もっともヤバいガチャアプリ」として話題になっているのが、アンドロイドアプリ「クライムコンプ!犯罪者ガチャ」だ。その名の通り、ガチャを回すと実在の犯罪者のカードが出てくるというもので、現在ダウンロード数が急上昇している。

犯罪者はCランク~SSランクに分かれており、それぞれに生命力、犯罪力、逃走力の数値と、アビリティ、必殺技が用意されている。Sランク以上に指定されたのは、自殺で真相が闇に葬られた尼崎連続殺人の角田美代子容疑者や、“婚活詐欺”の木嶋佳苗被告といった、そうそうたるメンツ。

しかし、有名な犯罪者のカードはレア度が高く、筆者も何度かトライした結果、なんとか入手できたのが、巨額の詐欺事件として知られる「円天」の波和二被告。不謹慎であることは承知だが、これほどまで「どんなヤツが出てくるのだろう」とドキドキさせるガチャは他に例がないだろう。無料でプレイできる仕様だが、1回100円のレアガチャも存在し、こちらはAランク以上が必ず出るという。1月21日現在、190種類を超える犯罪者カードが用意されている。

それにしても、気になるのは犯罪者の人権。このアプリには元タレントの田代まさしなどもCランクとして登場するが、彼らの肖像権やプライバシー権はどうなるのだろうか? この疑問に対しデベロッパーは公式サイトで次のように回答している。

「犯罪者ガチャにコレクトされている人物に実損害が出た時に、名誉棄損罪やプライバシー権侵害にあたるケースも考えられなくはないですが、そういった諸々の事情を加味した上で、特に問題はないと判断しリリース致しました。犯罪者が出所してきた頃にこのアプリの件で紛争になるケースがあれば、まずは『うるせーひとごろしー』と一喝した後に管轄の地裁なんかに行って参ります」

ユーザーレビューには、

「ふざけてるように見えるが、事件を風化させないという観点で、一役買っていると思う。」
「バトル機能ついたら流行りそう(笑)。オウムシリーズコンプしたい´ω`」

といった声が書き込まれている。ユーザーが熱望するバトル機能についても今後のアップデートで実装する予定だという。

有名犯罪者をガチャにしてしまうという、これまでに無いきわどい発想のアンドロイドアプリが「クライムコンプ!犯罪者ガチャ」だと言える。アプリ説明文には「犯罪は許さないぞ!そんな気持ちでLet’sコンプ!」と記載されている。また、このゲームの課金コインや広告収入の20%は公益財団法人犯罪被害救援基金に寄付されるという。(岡嶋佑介)

■参照リンク:
犯罪被害救援基金への寄付について

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