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尼崎の“鬼女”角田容疑者が自殺 「他殺説・陰謀説」がネットで拡散中

兵庫県尼崎市の連続変死事件で、主犯格とされた角田美代子容疑者が12日朝に留置場内で死亡した。死因は自殺と報道されており、まさに「死人に口なし」というかたちで、6人が遺体で発見され、今なお3人が行方不明となっている重大事件の真相は闇に葬られたといえる。

留置管理課によると、美代子容疑者は午前6時ごろまであおむけで寝息をたてていたという。だが、6時10分ごろに巡回の巡査長が寝息がないことに気付き、もう1人に報告して2人で「息がない」ことを確認。救急車で病院に搬送されたが、7時15分死亡が確認された。美代子容疑者は黒い長袖Tシャツの両袖を首に巻いて結んだ状態で見つかっており、「Tシャツを使って自分の首を締めて自殺した」と伝えられている。

だが、この件に関しては「実は他殺だったのではないか」という見方も噴出している。美代子容疑者は、拘留中の10月下旬に留置管理課員に「死にたい。どうやったら死ねるか」と漏らしており、県警は特別要注意者として監視を強化していた。にもかかわらず、カメラで24時間監視できる単独房や対面監視ではなく、3人部屋の雑居房に美代子容疑者を収容していたのだ。

美代子容疑者は即死ではなかったようだが、留置係が異変に気付いてから部屋に入るまで11分を要している。これは留置係が部屋に入る時は逃走防止のため、被疑者より多い人数でなければならず、そのための人員の到着を待ったためだ。一人だけの単独房なら2人ですぐに入ることができ、美代子容疑者が助かった可能性もある。監視体制の穴というには、あまりにずさんと言える。さらに、午前6時ごろに行われた巡回から僅か十数分の間に、しかも3人部屋で他の2人に気付かれずに自殺したという点も不自然だ。

不可解な点が多すぎるとして、ネット上で盛んに陰謀論が飛び交う事態となった。一部では「Tシャツを使って自分の首を絞めて死ぬなんてできない」という意見も上がっており、何者かに謀殺されたという説がささやかれている。いまだに他殺説が根強いロス疑惑の三浦和義氏の自殺と重ねている人も多いようだ。

自殺方法については、元監察医の上野正彦氏が「首を絞めて意識を失ったときにシャツが緩まなければ可能。過去にそうした死亡例もある」と指摘しており、非常に稀なケースではあるが不可能ではないようだ。だが、それを差し引いても陰謀論派の疑問を打ち消すにはいたらず、このような説も流れている。

「この事件には某宗教団体が深く関与しており、世間や捜査の目をかわすために『兵庫県警の失態』で事件の幕を下ろさせたという噂がまことしやかに流れています。少なくとも、容疑者の自殺では済ませられないほど不可解な点が多い事件です」(週刊誌記者)

また、美代子容疑者が養子縁組を悪用し、警察の介入を防いでいたと報じられているが、この手口は暴力団やヤミ金業者がよく使う手口である。あの複雑な人物相関図を見る限り、養子縁組を自在に悪用しており、美代子容疑者の背後に暴力団関係者が存在する可能性は十分だ。これも口止めで彼女が殺害された説を裏付ける理由となっている。

仮に陰謀説が全くのデタラメだとしても、それを疑わせるほどの失態を兵庫県警が犯したのは事実。容疑者の死亡で終わりにするのではなく、事件の全容解明に全力を注いでもらいたい。(佐藤勇馬)

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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