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ドコモ社長「iPhoneは導入しない」発言まとめ 2012年度版

12月6日、NTTドコモの11月の携帯電話の総契約数が5年3カ月ぶりに純減となったことが明らかになった。減少幅は過去最大の約4万件。iPhone5で攻勢をかけるauとソフトバンクに顧客が流出したかたちだ。これを受け、日本経済新聞は「来年以降のiPhone導入を考えざるを得ない」というドコモ幹部のコメントを掲載した。

この報道に対しネットユーザーは、

「日経の『ドコモからiPhone発売か』報道は、東スポ並みだから信用は出来ない」
「下手に日経に対して東スポ並とか使うのは、東スポに失礼だな」

などと反応。ドコモのiPhone発売については“日経が狼少年化している”との声も強いが、引き合いに出された東スポが公式ツイッターアカウントで「『東スポ並み』とか言われ複雑」と反論するなど、思わぬ場外乱闘に発展した。

とはいえ、ドコモのiPhone導入の可能性については現在のスマホ業界最大の関心事といっていい。当サイトでも今年5月の山田隆持社長(当時)の発表会での発言を「ドコモ社長『iPhoneは販売しないとキレ気味で明言」とお伝えしたように、ドコモの会見で記者がiPhone導入について聞くのは今や恒例行事と化している。2012年は社長交代などドコモにとって大きな動きがあった年となったが、今年、2人の社長は何回「iPhoneは出さない」と発言したのかまとめてみた。

山田隆持・前社長
1月8日 「今は、その環境にない」(日本経済新聞のインタビュー)
4月27日 「現状だとなかなか厳しい」(決算会見後の囲み取材)
5月16日 「導入は難しい」(夏モデル発表会)
6月19日 「結論からいうと、現状の環境、戦略ではiPhoneの導入は難しい」(定時株主総会)

加藤薫社長
5月11日 「現状では導入は難しい」(新旧社長会見)
6月20日 「基本的にはあまり変わらない」(社長就任会見で「iPhoneに対する考え方は変わったのか」という問いに対して)
9月24日 「条件が変われば扱います。金輪際、嫌だと言っているわけではありません」(DIMEインタビュー)
10月11日 「私どもとAppleのやり方は少し違う。ご納得いただける方法を模索している」(冬モデル発表会)
10月26日 「(iPhone導入は)検討中」(業績発表記者会見)

もうここまで来ると、ちっとやそっと契約数が減ったり、業績が悪くなった程度ではドコモのiPhone導入はありえないのではないかと思えてくる。言うまでもなく、これらのほとんどは質疑応答などでの回答だ。

「我々、記者としても、どうせ同じ答えなのに会見や発表会のたびにiPhoneについて聞くのは心苦しい部分もあります。聞く方も答える方もウンザリしているんでしょうけど、自分が質問しなくても誰かが必ず聞くので”お約束”になっちゃってますよね」(業界紙記者)

いっそのこと「iPhone導入は未来永劫絶対に無い」と明言してくれたら、スッキリするのだが…。おそらく来年も同じ質問を繰り返されることになる、この問題に終止符が打たれる日は来るのであろうか。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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