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アップルの「欠陥地図」の原因は中国人技術者!!? 人気ブログが掲載した衝撃仮説

ティム・クックCEOが公式に謝罪し、大問題に発展したiOS6のマップの欠陥問題。その不具合の原因についての興味深い推察を掲載したブログが話題になっている。人気ブログ「鈴の音情報局blog」によると、日本の地図の誤表記は、中国人や韓国人の技術者が投入されたのが原因ではないか、というのだ。

iOS6の日本の地図上にハングルや、中国語の簡体字表記があることは既に話題になっていたが、ブログでは世田谷区立奥沢図書館(せたがやくりつおくさわとしょかん)が、マップ上で「Se Den Koku Ku Ritsu Ou Taku To Sho Kan」となっていることが紹介されている。無理やり音読みで当てはめただけのメチャクチャな表記だ。

「鈴の音情報局blog」では、4年ほど前に起きた厚生年金の転記作業で中国人の派遣労働者が大量の誤表記を起こした問題を引き合いに、「いかにこのアップルマップのデータ作成が、人を選ばずに人材を投入し、人海戦術で行われたかが分かると思います。天下のアップルがこの品質ですよ。」と記している。真実は定かではないが、今回の不具合の背景には、安く作れるならそれでいいだろうというアップルの判断が見てとれるのは確かだ。

また、今回の地図の不具合とは別の話だが、今年の夏頃からApp Storeに異変が起きている。電車の乗継情報を検索できるアプリ「乗換案内」のページを表示すると、URLは「http://itunes.apple.com/jp/app/cheng-huan-an-nei/id299490481?mt=8」となる。URLを見てもらえばわかるが、「cheng-huan-an-nei」は「乗・換・案・内」の中国語の発音である「pinyin(ピンイン)」表記だ。乗換案内はジョルダンが提供する純国産アプリであり、中国語はサポートすらしていない。

これは、何も乗換案内に限った話ではなく、アプリ名に漢字が入っているすべてのものに共通する。「漫画カメラ」は「man-huakamera」、「拡散性ミリオンアーサー」なら「kuo-san-xingmirionasa」といった具合だ。もちろん、これはアプリ制作者が望んで行なっていることではない。

「アプリを申請すると勝手にURLが割り振られるんです。中国語表記になったのは正確にいつからというのは分かりませんが、今年の6月~7月ごろだと思います」(アプリ制作者)。

以前は「app/」の後にIDが振り当てられていいただけなのだが(今でもアプリ名の部分を削除してもApp Storeのページにアクセスできる)、App Storeの改変でこうなったものだと思われる。アップルが機械的に漢字をピンイン表記にしてURLに入れているだけとはいえ、同じ漢字でも日本人にとっては中国語のピンインは馴染みがないもので、違和感を感じざるを得ない。

今回の地図の不具合やURLの問題から推測できるのは、「漢字を使っているなら同じようなものだろう」と、アップルが中国や韓国、日本を同列に考え、ローカライズをおろそかにしている可能性だ。「ティム・クックは製品より営業数字を気にする利益至上主義者」という声は少なくない。ユーザーに配慮を欠いた姿勢で、アップルがいつまで人気をキープできるのか。今後の動向が大いに気になるところだ。(岡嶋佑介)

■参照リンク:鈴の音情報局blog
http://suzunonejh.blog15.fc2.com/

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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