アンドロイドアプリレビュー

50万DL突破の語学アプリ「英語耳ゲー」ヒットの裏側 “収録は公園。外国人に声をかけまくった”

日本人の誰もが聞き取りに苦労するのが英語の「R」と「L」の発音。その聞き取りだけに特化したアプリ「英語耳ゲー」が50万ダウンロード突破(iTunes、アンドロイド合計)の勢いで人気急上昇中だ。10人のネイティブスピーカーを起用し、「pray」や「play」、「long」や「wrong」などの紛らわしい発音の聞き分けをゲーム形式で訓練できるこのアプリには、英語学習者たちから絶賛の声が寄せられている。

「英語初心者にはけっこう難しくて手応えを感じます」
「良い。いろんな人の声が聞ける。 ヒアリングの練習に最適」
「学校の先生が使っていたのでインストールしてみましたo(^o^)o練習になって、すごくいいです」

アプリのメニューには「game」、「training」の二つが用意されている。「game」をタップすると、早速テストが始まる。冒頭に挙げた、紛らわしい発音を持つ単語がスピーカーから再生され、正しいと思われる単語をタップして解答する。想像した以上に難易度は高く、多少は英語に自信があるという人でも全問正解するのはかなり難しいと思われる。

また、トレーニングからは、表示された単語をタップすることで発音を聞くことができるので、発音を聞いてからゲームに挑戦という使い方もいいだろう。

本アプリ「英語耳ゲー」は、シリーズ累計で300万DL突破の無料コミックアプリ「ラッキーボーイ」の開発者として知られるアプリ開発者、KAZUYA KAMIOKA氏による作品だ。当サイトでは以前「個人がアプリで無料配信する漫画『ラッキーボーイ』が異例の人気!!?」としてインタビューさせていただいたが、今回も本アプリの開発の経緯などを早速、取材させてもらった。

━━英語耳ゲーを発想されたきっかけは?

趣味で勉強していた英語で、RとLの発音が聞き分けられないなと思ったことです。ちょうどこのとき、アプリ開発に興味があったので、本やネットを調べながら、はじめてのアプリ開発にとりかかりました。

━━ネイティブスピーカー10人を起用されたとのことですが、 収録はどのように行ったのですが?

都内の公園でひたすら外国の方に声をかけまくって、その場で録音させていただきました。収録したのは、昨年の東日本大震災から二ヶ月程度の頃だったこともあり、全体的に外国の方の人数が少なく、探すのにけっこう苦労しました。ただ皆さんとても優しかったので、とても楽しい経験ができたと思います。

━━英語学習者に何かメッセージはありますか?

英語耳ゲー」は難しすぎるという声を聞きますが、反復して聞いていると、違いはだいぶわかるようになります。トレーニングモード等で聞き比べたり、発声方法の違いを理解すれば、異なる音だということがお分かりいただけると思います。ぜひ、いろんな人に挑戦していただき日本人の耳をアプリの力で変えることができればなぁ、と、そんな風に思っています。

語学学習系のアプリは多種多様なものがリリースされているが、「RとLの聞き分け」というシンプルな機能に絞ったことが、「英語耳ゲー」のヒットの要因と言える。収録に関しても「公園でネイティブスピーカーに声をかけて…」といった制作姿勢は、まさに個人のアプリ開発者ならではのフットワークの軽さと言えるだろう。アイデアと情熱さえあれば、まだまだ個人で面白いことができるのが、スマホのアプリ開発なのだということを再認識させられた。(斎藤栄孝)

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英語耳ゲー

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,ゲーム
価格 無料
デベロッパ名 KAZUYA KAMIOKA

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