アンドロイドアプリレビュー

山のプロたちも絶賛の“山岳地図アプリ”「YamaNavi」の実力

登山者のあいだで、ハンディGPSとしても使えるアンドロイドの地図アプリ「YamaNavi」が人気を集めている。同種のアプリとしては「地図ロイド」もあるが、「YamaNavi」のメリットは国土地理院の地図や、様々な地形データを導入できる点にある。「地図ロイド」はデータ通信しなくても使えるキャッシュ機能を搭載しているが、事前にキャッシュしておく必要があるため、調べたことのある場所しか見ることはできない。登山の際、使い慣れた地図をオフラインで見られると、遭難や悪天候など、いざというときの備えになる。

このアプリは、単体で使うことはできず、地形図を3D表示する「カシミール3D」の地図データを利用する。カシミール3Dというのは、標高データに合わせたリアルなCGで景観を再現し、山岳の景色をリアルタイムに3D表示できるWindows向けフリーウェア。最初にカシミール3DがインストールされているWindowsマシンから、地図データを転送する必要がある。

ユーザーレビューには、登山者だけでなく、山岳地帯で仕事をしている人からも絶賛の声が寄せられている。
「ガーミンとか買わずに森林管理で普段から使っている各種の地図を持ち歩き仕事で使えます」
「地図ロイドよりもいい! パソコンのデータが使えるので、なおさらいい!」

本来、こうした用途には、ガーミンなどのハンディGPSがあるが、ハンディGPSは数万円もするため、スマホの無料アプリで代用できるのは非常に魅力的だ。トラックログの追従性やバッテリー寿命などは、ハンディGPSのほうが優れている面もあるが、スマートフォンはディスプレイが大きく地図が見やすいというメリットがある。また、ハンディGPSが壊れたときの予備として、こうしたアプリを使う人が増えている。

YamaNavi」はカシミール3Dを使っていない人にとっては、導入の手間がかかるのが最大の欠点だが、人によってはその欠点を上回る大きな価値がある。一度、地図データを転送してしまえば、データの読み込みは速く、拡大・縮小もスムーズ。ハンディGPSとして利用するなら「YamaNavi」、手軽に使ってみたいときには「地図ロイド」と、用途によって使い分けるとよさそうだ。
また、スマートフォンのマップ機能は、震災時には電波が届かなくなり使えなくなることもある。こうした登山向け地図アプリは、オフラインで使えるので、震災などの災害対策用としても役に立つアプリだ。(秋原とおる)

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YamaNavi

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,交通/地図/旅行
価格 無料
デベロッパ名 katakai iwana

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