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菊地直子容疑者「携帯7台持ち」で注目の“プリペイド携帯”の現在

1995年3月の地下鉄サリン事件への関与で特別指名手配され、17年もの歳月に渡り逃亡生活を続けていた菊地直子容疑者。世間の目を常に意識する逃亡生活のなか、オンラインゲームのオフ会に参加していたという証言がツイッター上に書き込まれ、話題になっている。菊地容疑者は5年前まで同居していた高橋克也容疑者と行動を別にしていることもあり、人目を気にせず時間が潰せるオンラインゲームは都合の良い娯楽だったのかもしれない。

さらに、居酒屋で女子会にも参加していたなど、堂々とした逃亡生活の実態が伝わってくるなか、携帯電話を7台も所持していたことが明らかになった。たとえプリペイド携帯でも、仲間に連絡をとると発信場所が特定されてしまうため、複数の携帯を持ち、端末を特定されないようにしていたという推測もできる。しかし、今ではプリペイドでも契約時に身分証明書の提示が必要になっている。一体、どのようにして入手していたのだろうか。

「プリペイド携帯は、かつてコンビニや電器店でも販売されていましたが、現在は携帯ショップでしか契約できません。振り込め詐欺が急増したため、2006年に法律が改正され、本人確認ができなければ購入できなくなりました。パスポートや運転免許証など顔写真の付いた身分証明書がなければ購入できず、通常の携帯よりもチェックが厳しいほどです。
さらに、他人名義のプリペイド回線を持っていたとしても、来年にかけて使えなくなる可能性があります。今年3月にドコモのプリペイドサービスが終了し、7月にauの古い機種が使えなくなるなど、テレビが地デジへ移行したときのような周波数再編の時期を迎えているためです。こうした事情があるため、過去に使っていて使えなくなった端末をそのまま所持していたことが推測できます」(携帯業界に詳しいジャーナリスト)

過去に入手したプリペイド携帯でも、身分証明証のチェックを通らなかったものは、法改正後に無効になっているという。また、他人名義の電話回線の売買が禁止されたため、オークションサイトでは監視が厳しく、プリペイド携帯をネットで入手するのも困難な状況にある。違法に販売しているサイトもあるが、詐欺まがいなことも多い。

「規制が厳格になったプリペイド携帯より、これからはスマートフォンによる犯罪が懸念されています。日本通信などのプリペイドSIMカードは身分証明書無しで購入できますし、スマホなら通話アプリを使って電話をかけることも受けることもできます。また、海外で契約したプリペイドSIMを日本国内でローミングして使うという方法もあり、いろいろな抜け穴ができている状態です」(前出・ジャーナリスト)

菊地容疑者が所有していたのがどのような携帯だったかは不明だが、スマートフォンの普及により、今後は犯罪者の連絡手段も多様化することは間違いないと言えるだろう。(エックスドロイド編集部)

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