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Googleの月額課金 「儲かるのはアダルトと出会い系」説が浮上

5月24日、Android向けのアプリマーケット「Google Play」において、月額課金・年額課金型のアプリ内課金システムを追加することが発表された。業界内部では「Androidユーザーは金を落とさない」といった声も大きいが、アプリ内課金は昨年導入され、着実に収益をあげている。今回導入されるサブスクリプション(購読)型の課金も、アプリの収益化に欠かせないシステムとして注目を集めている。

「ブラッド&グローリー」、「FRONTLINE COMMANDO」などのゲームアプリを提供しているGlu MobileのCEOは「複数のゲームタイトルを横断して利用できるポイントの課金システムとしてサブスクリプションを利用する」など、さっそく歓迎のコメントを発表している。

ネット上の声を拾うと、

「アンドロイドがiモードになったwwwww」
「まんまi-mode。課金してるのを忘れたらずっと料金を引き落とされるんだと思う」
「金を出さないことに定評のあるAndroidユーザーに月額課金とか意味あんの?」

と、反応は様々だが、iモードの課金システムを連想する人が多いようだ。ガラケー時代のiモードで、着うたや待ち受け画像などのコンテンツでおなじみとなっていた月額課金。一部では「ドコモの関係者がGoogleに流れ、発案したのでは」といった説までささやかれている。しかし、全く別の角度からこの月額課金に興味を持っているグループがいるという。

「業者から見ればAndroidのマーケットの利点は、ほぼ無審査でアプリが通る点。今後はこの月額課金の仕組みを使い、代金の回収だけが目的のアプリを制作するといった動きも出てくるでしょう。課金額に応じ、ユーザーにポイントを付与し、そのポイントを出会い系やアダルト動画配信サイトで利用するといった仕組みです」(iモード時代からのコンテンツ開発者)

まるで、怪しいサービスの料金の回収をGoogleが代行するような話である。

「iモードの時代もそうでしたが、月額課金が儲かるのは、ユーザーの退会し忘れが多いから。退会ボタンをわざと分かりにくい場所に設置して、退会率を下げる試みも行われていました。ただし、あまり悪質なことをやるとドコモから指摘が入るので、ほどほどに行われていたという感じです。しかし、Googleの場合、そういった監視もドコモよりは確実に緩くなるはずで、悪どい金儲けを企む業者が確実に出てきますね」(同コンテンツ開発者)

そんな具合に、悪用の懸念もあるのが今回のGoogleの月額課金導入。しかし、これによりAndroidのアプリ市場が活気づくことは間違いないだろう。どんなサービスが出てくるのか、今後の動きから目が離せない。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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