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LINEで「出会い禁止は無理」 アプリ開発者が断言

このところ出会い目的の使用が問題化しつつあるスマホのアプリ「LINE」。運営元のNHN Japanは5月23日、公式ブログで「面識のない異性との出会いや交際を目的とする利用」をしないよう注意を呼びかけた。国内ユーザー数が約1,600万人とされるLINEは、当サイトでも何度か記事化したとおり「LINE掲示板アプリ」などで出会いを求めるユーザーが増えていた。
NHN Japanはブログ上で同社が把握している“非公認サービス”を20件リスト化し、利用を控えるようユーザーに呼びかけた。また、運営者に対してもサービス運営を控えるよう通知していくという。

しかし、今回の同社の対応は実際に効果を発揮するのだろうか。都内のアプリ開発業者に聞いてみると、「収束するどころか逆に出会い系化が加速すると思います。報道の影響で、LINEを知らなかった層までが『LINEは出会える!』と色めき立ってしまった。皮肉な話ですが、今後は純粋に出会い目的でLINEを使い始めるユーザーも増えるのではと思います」

一部では「出会い目的のユーザーを強制退会させている」とも言われるLINE。ユーザーレビューを確認してみると、実際に「俺の友達が強制退会させられた」とのコメントも確認できた。利用規約には「異性との出会い、交際等を希望することが主な目的と認められる行為は利用規約で禁止」と記載され、違反した場合「利用者に通知することなく、アカウントを停止または廃止することができる」との記述がある。

LINEは運営元が強行手段に出れば、問題ユーザーを一掃することも可能なのだ。しかし、それもやはり現実的ではないという見方が有力だ。

「IDの削除対象となる行為としては、アプリのレビュー欄や”非公認サービス”で、出会いを求めてIDを公開することが挙げられます。しかし、そのIDが、本人のものかどうかは一目では分かりません。イジメや嫌がらせ目的で他人にIDをさらされているケースもあり得ます。やるとしたら運営側はきちんと本人確認をとる必要があり、不正利用を完全に防ぐとなると膨大な手間とコストがかかります。サービスが出会い系化してしまうのはソーシャルのサービスの宿命と言えるのではないでしょうか。数年前にその洗礼を受けたグリーやモバゲーも、24時間体制のパトロール部隊を設置するなどしましたが、結局のところ出会い系化を完全には防ぎきれていないのが現実です」(前出・アプリ開発者)

ツイッター上には今回の問題について様々な意見が飛び交っている。

いい加減、用語としての「出会い」の定義をするべきだと思うんだよなー。30人とかでオフ会して、男性も女性もいたら、当然会場で「出会う」わけだけど、そこまで規制したいわけじゃないだろうし。

異性との出会いしか禁止してないので、急速にハッテン場化する恐れ。

オレも使ったことがあるサービスが非公認になってたけど、正しく使えば友だちが出来ていいと思うんだけどね。そもそもmixiだってGREEだって同じこと言えるじゃん。

ネットのコミュニケーションの進化には常に光と影がつきまとう。そして、先進的なサービスであればあるほど、それを運営する企業が向きあわねばならぬ影の部分は大きくなる。LINEは本気で出会い目的のユーザーを駆逐しようとしているのか。それとも、なんとかうまい落としどころを模索している最中なのか。今後の動向に注目したい。(EXドロイド編集部)

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