アンドロイドアプリレビュー
東方マニアが絶賛するモノポリー風ゲーム「東方地鎮祭」の実力
2012年05月25日
東方Projectの二次創作アプリ「東方地鎮祭 Free版」がAndroidで配信開始され、急激にダウンロード数を伸ばしている。「東方地鎮祭」は、幻想郷を舞台にしたモノポリー風の陣取りゲーム。博麗霊夢、東風谷早苗、射命丸文、十六夜咲夜の4キャラクターが登場する。
各マス目が幻想郷の土地となっていて、博麗神社や人間の里、紅魔館、白玉楼などのお馴染みの名前が登場し、東方ファンにはたまらない世界観となっている。
プレイヤーは順番にサイコロを振って、出た目の合計値分を移動。止まったマスが空き地の場合には、自分の“パワー”を送って「地鎮」することができる。「地鎮」することで土地(マス)の力である“マナ”が上昇する。他プレイヤーが自分の土地に止まった場合、“マナ”の数値分のパワーを奪うことができる。ゲームの勝利条件は、他プレイヤーのパワーを全て奪うこと。
基本的な移動手段がサイコロだけなので運勝負と思いがちだが、そうではない。「喰らいボム」で被弾をうやむやにしやすい博麗霊夢は、他キャラの土地でのパワー喪失を半分に抑えられる。また、幻想郷一の足の速い射命丸文は移動の際のサイコロの数が多いなど、キャラクターの特徴に合わせた特殊能力を持っている。
マーケットの評価は4.6とかなりの高評価。レビュー欄をみてみると、
「地味に面白くて、暇な時間ついついやってしまいます。ちびキャラが可愛くて癒されるし、キャラ固有のBGMもテンション上がります!」
「暇な時間が多い私にとっては良い時間潰しになるし何しろ絵が可愛すぎる」
「よくできてる キャラの能力や土地などニヤニヤできる要素が多くて楽しめます」
といった具合に、絶賛のコメントが並んでいる。「キャラを増やして欲しい」との要望が多いのも、ゲームが愛されている証拠だろう。
エックスドロイドではこれまで「チルノのスーパーかんたい決戦」や「幻想酒宴」など、東方Project関連のアプリを取り上げてきたが、「東方地鎮祭」は無料にもかかわらず、各キャラのBGMまで用意されている豪華な内容に驚かされる。
「東方Project」の生みの親であるZUN氏は5月27日に結婚式を行うと発表したが、その同日には東方Projectオンリー同人誌即売会「第九回博麗神社例大祭」が開催されるなど、ますます盛り上がりを見せる「東方Project」。今後、Androidアプリ業界にさらなる東方の嵐が吹くことは間違いない。(EXドロイド編集部)

東方地鎮祭 Free版
カテゴリ | アンドロイドアプリレビュー,ゲーム |
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価格 | 無料 |
デベロッパ名 | Sylph Works |
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