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2012年夏の最強Android端末は「らくらくスマートフォン」に決定!!!

5月15日にau、16日にNTTドコモから2012年夏の最新モデルが発表され、さまざまなAndroidケータイが発表された。ほぼすべてがAndroid 4.0を採用し、デュアルコアCPUなど搭載スペックもほぼ同じ。そんな横並びの機種の中から「EXドロイド的2012年夏モデル最重要端末ベスト3」を発表しよう。なお、あくまで”重要”というだけで、必ずしもオススメしているわけではないのでご了承を。

第3位 サムスン GALAXY S III SC-06D(ドコモ)


海外モデルがクアッドコアCPUであるのに対し、国内版はデュアルコアCPU搭載。ただ、これに関しては単純に性能が半分になったというわけではないし、おサイフケータイやワンセグを搭載するなど、日本向けの機能も追加されている。しかし、グローバルモデルに搭載されている音声認識機能「S Voice」や、大容量のファイルの送受信が可能な「S Beam」は未搭載。動画を小さなウィンドウで表示し、別の作業をしながらでも視聴できる機能はユニークだが、この機能が使えるのは「動画」アプリから起動した動画ファイルのみで、YouTubeの動画などには使えない。

また、筆者が個人的に気になる点が2つある。1つは画面のスクリーンショット機能に対応していないこと。以前のような「ホームボタン+電源ボタン」、Android 4.0標準の「ボリュームダウン+電源ボタン」の両方を試してみたところ、いずれの操作でも画面撮影を行うことはできなかった。試作機だからできないのか、それとも公式に機能が搭載されていないのかは不明だが、製品版での搭載の有無を確認したいところ。もう1点はブラウザの画面スクロール。Androidでは画面を上下にスクロールする際、指を軽くスライドさせるだけでページ下まで移動できるが、Galaxy S IIIはiPhoneのように1画面分ほどスクロールして止まるようになっている。スライドする指の速さで多少の変化はあるが、かなり力を込めてようやく3画面分ほど下に進む程度。長いホームページでは何度も指を動かす必要があり、非常に煩わしい。正直、こんなところまでiPhoneを真似する必要はなかった。

Galaxyシリーズが世界のAndroid端末市場をけん引していることは間違いない。しかし、今回のGalaxy S IIIは、圧倒的なスペックで他を制圧したGalaxy S2と比べると、やや見劣りしてしまう感は否めない。

第2位 京セラ URBANO PROGRESSO(au)


丁寧なつくりで好評だった「DIGNO ISW11K」を出した京セラのスマートフォン第2弾の「URBANO PROGRESSO(アルバーノ プログレッソ)」。1.4GHzのシングルコアCPUに、4.0インチのディスプレイというのは”一世代前のスマートフォン”という感じだが、世界初となる「スマートソニックレシーバー」が搭載されている。これは、端末全体が振動して音を伝えるため、耳を覆うように端末を当てるように通話ができるというもの。「ノイズキャンセル」や「ゆっくり通話」機能など、通話のしやすさに関しては他を圧倒している。スペックは心許ないが、動作は充分快適だ。

第1位 東芝・富士通 らくらくスマートフォン F-12D(ドコモ)


Android4.0搭載だが、オリジナルのUIを採用し、Googleアカウントとの連携もナシという、Androidの常識を覆すスマートフォン。一応dメニューからアプリを入手することは可能ということだが、GoogleマップをはじめとしたGoogleのサービスを全て切り捨てるという思い切りの良さ。もはやタッチパネルを採用したガラケーである。ネット上では、

「らくらくスマートフォンって、完全にスマートフォン持つ必要ない人用じゃない?」
「老人とタッチパネルの親和性は異常だかららくらくスマートフォンは結構売れそう」
「らくらくスマートフォンの説明を読めば読むほどAndroidじゃなくていいと思う」

などの意見のほか「両親や親族が興味を持っている」という声も多数ある。おそらく2012年夏モデルの中で、もっとも売れる機種となることは間違いないだろう。専用プランの「らくらくパケホーダイ」も合わせたキャリアとの連携もバッチリ。こういう思い切った機種や戦略は、さすがドコモといった感じ。「iPhoneを導入せずとも充分やっていけるぞ」という自信が現れた端末と言えるだろう。

そんな具合に特定のオススメ機種を選定しがたい状況になった2012年夏モデルのAndroid端末。逆に言えばデザインや搭載されている機能で選べるということでもある。これからスマホの購入を考えている人は、キャリア独自のサービスも含め、じっくりと検討したほうがいいだろう。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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