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Galaxy S3登場でさらに激化する「アップルVSサムスン」戦争の行方

5月3日、サムスンが新スマートフォン「Galaxy S3」を発表した。Galaxy Sシリーズはサムスンのフラグシップモデルであるばかりでなく、世界でもっとも売れているAndroidスマートフォンのラインナップ。2011年4月に発売した「GalaxySⅡ」の販売台数が世界2000万台を突破したのに続き、同年10月に発売の「Galaxy Note」も500万台を突破。米調査会社IDCによると今年1~3月期の世界のスマホ出荷台数、約1億5千万台のうち、サムスンのシェアは29.1%に達し、アップルの24.2%を抑えて首位にたった。

今回の「Galaxy S3」がテーマとして掲げた言葉は「Designed for Humans and Inspired by Nature(大自然にインスパイアされたヒューマン指向のデザイン)」。すでにサムスンのホームページでは日本語版のページが公開されており、今夏発売される予定だ。

iOS5に搭載されている”Siri”に対抗した音声認識システム「S Voice」や、顔写真を登録しておくだけで、写真から登録した相手へ電話やメッセージを送れる「ソーシャルタグ」、使用者の目の動きを認識して画面の明るさを自動調整してくれる「Smartstay」機能が搭載される。また、動画再生画面を好きなサイズにドラッグして画面に配置して”動画を観ながらメッセージを送る”といったマルチコアCPUならではの機能もある。おもなスペックは以下のとおりだ。

搭載OS Android 4.0.4
CPU 1.4GHz Exynos 4 Quad (クアッドコア)
メモリ 1GB
ストレージ 16/32/64GBの3モデル
外部ストレージ microSD / microSDXC
ディスプレイ 4.8インチ Super AMOLED HD
解像度 1280×720ピクセル
背面カメラ 800万画素
前面カメラ 190万画素
バッテリー 2,100mAh (取り外し可)
サイズ 136.6mm(H)×70.6mm(W)×8.6mm(T)
重量 133g

スペックはまさに圧倒的で、1.4GHzで4コアのCPU、4.8インチというディスプレイの大きさが目立つ。本体の大きさとしてはGalaxy Nexusとほぼ同じ大きさ。スマートフォンのサイズとしては、この程度のサイズが限界なのかもしれない。

当初4月下旬に行われる予定であったドコモの夏モデル発表会が5月中旬に延期したのも、まさにこのGalaxy S3のためであったと考えるのが自然だ。公式発表はまだだが、ドコモの夏モデルのラインナップに当然加わると見て間違いないだろう。Xi(クロッシィ)に対応するかどうかという点(一部ではLTE対応モデルはCPUがデュアルコアの「Snapdragon S4」に格下げになるという話も出ている)や、ワンセグやおサイフケータイに対応する日本独自のモデルになるのかなど、どのようなモデルで販売されるのか注目である。

当初は今夏発売予定というウワサも出ていたiPhone 5に先んずる形で登場するGalaxy S3。ほんの少し前までは”iPhone VS Android”という構図で語られがちだったスマホの勢力地図は、いつのまにか”iPhone VS Galaxy”といった捉え方が主流になりつつある。アップル対サムスンの勝負を決定づける「Galaxy S3」がどこまでユーザーに支持されるかを見守りたい。(岡嶋佑介)

参照リンク:サムスン「Galaxy S3」プロモサイト http://www.samsung.com/jp/promotion/galaxys3/

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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