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きゃりーぱみゅぱみゅが「ステマで騒ぐ奴はダサい」と断言 芸能界に突如「ステマ擁護論」噴出中

消費者に宣伝と気付かれない形で宣伝行為をする「ステマ」(ステルスマーケティング)。口コミサイトのヤラセ投稿や、芸能人ブログで露骨に特定の商品を褒めたたえる記事が掲載されるなど、あからさまなステマはネットユーザーの拒否反応が強く、昨年末あたりからステマ関連の騒動が多発している。そんな中で突如、芸能界からステマを擁護する声が上がりはじめた。

4月25日に放送された『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)では、視聴者からの「ステマって悪いことなの?」という意見が取り上げられた。「自分の目や舌で判断せず、情報に左右される消費者が悪いのでは?」「商売をしている方は必死なんだから、消費者も必死になればいいのに」「ラクして何でも手に入れようとせず、参考程度にメディアを利用すればいい」という内容だった。

この意見に対し、有吉弘行は「(商品を紹介している)タレントのブログとか見て『ああいいな、買ってみようかな』って買うじゃん。何が悪い?悪質なものをいいよって言ってるわけじゃないでしょ、きっと。何が悪い?悔しいの?」「今ステマはダメだってよく聞くんだけど、何が決定的に悪いことなのかなって自分の中で分かってない」と発言。

マツコ・デラックスは「今ネット使ったりさ、やり方が壮大になってきてるから問題視されてるけど、これ商売の基本のやり方じゃない?」「口コミ的なものを発生させて、商品を買わせるなり、見させるなりっていうのは大昔から行われてきてることだから、それが本当に真実なのか、嘘でも信じていい情報なのかっていう判別はそれぞれがみんなやってきたことだからいいんじゃない。そんなカリカリしないでって思っちゃうんだけど」と分析した。

さらに、この放送後、きゃりーぱみゅぱみゅが自身のTwitterで「ステマって言葉ださいし嫌い」と反応。「ステマステマって最近世間でよく聞くけど言ってる自分がかっこいいって思ってて使ってそう超ださい」と、ネット上で浸透したステマという言葉をダサいと切り捨てた。

さらに、彼女のツイートに元俳優の黒田勇樹が「お呼びで?」と反応。黒田と言えば当サイトでは「黒田勇樹のステマ権 3時間で15万円分を完売」と記事化したこともあったが、

「ステマに対する批判を受けステマ界の王、 ステ魔王として相撲での直接対決を申し込みたいのですが女は土俵に上がれません どうするおつもりですか?」と謎の問いかけをした。

黒田は自身のブログで「全力でステマを批判してその行為を根絶やしにしようとしている人たちは どうぞ結党して出馬して法律を変えてください」「本当に感想を言ってる場合もあるので、いちいち見つけて批判するのは魔女裁判と変わらない気がします」「簡単にまとめてみると人の言うこと簡単に信じないで自分で確かめろよ、消費者は! (中略)わざわざ金払わないでも著名人が誉めてくれるような商品作れよ、企業は!」などと書き込んだ。

口コミ効果を意図的に発生させるステマは、確かに商売の基本といえる行為。ネット上はステマに限らず、真偽不明の情報も数多くあふれているだけに、何を信じて何を信じないかはユーザーの判断に委ねられるところが大きい。ステマだけが槍玉に上げられることに、疑問を抱く気持ちは分からなくはない。だが、意図的な情報操作で騙される消費者がいることも事実であり、米国では業界団体によるガイドラインが作られ、一部の国では法律で規制されている。ハッキリとした問題点が見えにくいだけに、芸能界をも巻き込んだステマ議論は今後も続きそうだ。(佐藤勇馬)

画像引用元:「マツコ&有吉の怒り新党」公式サイト http://www.tv-asahi.co.jp/ikari/

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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